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RZP Book Talkとは?

コワーキングオフィスRyozan Parkでは、ブックトーク(Book Talk)を開き、「本」を通じて個人や企業の課題解決や、人が活発に教え合う場を作っています。

そもそも「Book Talkって何だろう?」

一言でいうと、「本をネタにしたトークイベントです。」

毎回、メンバーの1人が「仕事のバイブル」や人生を支えた「この1冊」を語り、その本やテーマをネタに皆でワイワイと議論します。元々はシェアオフィスに仕事関連の本を置く、というアイデアから始まったのですが、本を置くだけじゃつまらない、イベントにしてみよう、ということで始まりました。今思えばただのライブラリーにしなかったのは正解でした。2020年3月から月2回、すでに12冊の本を終え、好評を頂くシリーズイベントになりました。

あなたに「2つの出会い」をもたらす

RZP Book Talk には、2つのスムーズで刺激的な「出会い」があります。1つは「知識」2つ目は「思い」です。

変化の激しい現代、世の中を捉えるためには、今までの知識だけではなく、幅広い視野が必要です。
ネットには情報が溢れていますが、その質は玉石混交で、1人の人間には多量過ぎますよね。本当に必要な情報や知識を取捨選択する重要性は高まっています。

コワーキングオフィスには様々なジャンルのプロが集結しています。その利点を活かし、RZP Book Talkでは、その道のプロが選んだ「この1冊」を紹介し合います。そうすることで、他のジャンルの知識とスムーズに出会うことができます。

また、組織を離れて働くスタートアップやフリーランサーには、同僚との何気ない会話から得られる情報や、気づきが不足してしまいます。RZP Book Talkでは「仕事のバイブル」だけでなく、「人生を支えた一冊」も取り上げています。「人生を支える」「心を動かす」とはただ事ではありませんね。メンバー同士が「思い」を宿した1冊を媒介に出会うことで、知恵を出し合う仲になるきっかけを生み出しているのです。

仕事でもない、遊びでもない「読書」で作るコミュニティの可能性

本は好奇心を満たすだけでなく、人と人の橋渡しができます。情報と消費が過剰な現代で、「孤立」は特に深刻な問題です。政治や経済的な枠組みの外に、個性とコミュニティを築くことはますます重要になっています。

日本思想史学者の前田勉氏は、著作『江戸の読書会』の中で、江戸の庶民が余暇に行った読書会は、身分制度を超えた革新性を持ち、そこから個性的で多様な思想や学問が生まれ、日本が先進的な西洋文明に適応する土台となった、と論じています。

読書は仕事ではありません。でも遊びでもありません。教養は一日にしては出来ませんが、いつどこで役に立つかもわかりません。「読書」というスローなトークイベントには、そんなフワフワとした中立性があって、時に無意味に、無価値に感じられます。しかし、だからこそ、じわじわと人の心を動かし、人が自由を感じる場所を作れる、私たちはそう考えています。

RZP Book Talkをよろしくお願い致します。

↓↓↓Book Talkに関心のある方へ↓↓↓

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次回はBook Talk Vol.1『セゾン 堤清二の見た未来』(鈴木哲也著|日経BP刊)を取り上げ、「組織が危機を乗り越え、長期的に成長するためのヒント」というイベント内容をお送りします。

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