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表現する時に参考にして「買ってよかった!」と感じた書籍紹介

 自分の守備範囲は「文章と絵」です!
そして、去年あたりからもっと絵の表現力をあげたいと思いまして、
その界隈では有名な書籍をいくつか買いました。

 どの本も、何回か使ってみて具合がよかったです。
これは紹介せねばなるまい。
 相変わらず、自分自身のことを振り返りながら、
ゆるゆると使った感想をまとめていこうと思います~。


1.イラスト解体新書

 私の画力は、「いちおう人の形が描ける程度」です。
※自記事のUNDERTALE表紙絵みたいな感じです。
 アレの目的は、自分の画力&配色表現テストなので、
あえて資料を見ていません。楽しかったです。

 私がもっと絵が上手くなりたいと思った時、
参考にする資料に迷いました。
絵の描き方に関しては、ネットで多くの人が記事にしてまとめてます。
ただ、資料が散らばっていて質も玉石混交。
集めて整理してまとめる時間がもったいなく感じたので、
書籍を一冊買って勉強することにしました。

 それが、この本「イラスト解体新書」です。
「描けるけどなんだか変?」に悩む人向けの本です。


 この本は人の部位毎に描き方のコツが書いてあります。
文章&○✕例付きです。配色や塗り方については触れられていません。

 個人的に一番参考になった項目は、
序章 絵が上手くなるってどういうこと?
成長する練習方法って何? でした。
 基本的に、「好きなこと以外やりたくない」人間なので……w
模写やデッサンに興味がなかったです。
マネキンや他人の絵を描いてるぐらいなら、頭の中にあるものを出したい(なお画力)
 そこを理詰めで論破してくれました。
それだけで、この本は良書です。

 この本の使い方は、人体の比率がわからなくなったとき、
なんか変だけど直し方がわからないときに、
解説が読みたくなったら本棚から取り出して読んでます。


2.モルフォ人体デッサンシリーズ

 イラスト解体新書で、模写の大切さを知ったので
いくつか好きな絵柄(プロアマチュア含めて)を模写しました。

 そして思ったこと。
「この絵、人体どうなってるんだ……?」

 骨盤どうなってるの? 足どっから生えてるの?
肩が盛り上がりすぎ……?
そもそも、服が邪魔で腰がわからない。脱いで。

 これはもう、デッサン本を買うしかないな、と。
そして買ったのが、「モルフォ人体デッサン」シリーズです。

 この本を開くと、漫画絵ではない人間がたくさん描かれています。
正直、読んでてワクワクしてくるほどの素養は私にはありません。

 でも、修行だと思ってデッサンを模写してみると、
結構楽しい。人の筋肉ってこう付いてるんだなあって気分になります。
見ながら模写してるうちに、なんとなくわかるようになってきました。
一発できれいな線はまだ引けませんが、
違和感を覚えた時にどんな線を引き直せばいいのか、
ヒントになります。デッサンってすごい。

 肩の筋肉がどうついてるのかわからん……。
腰と足の接続ってどうなってるの……。となった方におすすめです。
私も到底描けるようになったとは言い難いので、
これからもデッサンやっていきます。
気分はレベル上げです。


3.デザイン入門教室

 見れば分かる通り、人を描く教本ではありません。
デザイン本です。
本の表紙やチラシをもっと良いものにしたい人が手を出す本です。

 私はもともとネットに小説を公開してる人間です。
自作小説でも表紙絵が必要です。
私にとっては表紙絵 = イメージ絵みたいなものでした。

 となると、頭の中のイメージを手軽に表現したくなりまして。
それなら勉強してみようかと買った本がこちら「デザイン入門教室」です。
デザインを勉強したい方にとっては、有名な本だと思います!

 この本でデザインを勉強してよかったことは、
身の回りに溢れかえるデザインに施された工夫が
わかるようになったことです。

 ポストに投函されるチラシから、
瓶についたラベルまで。
デザイナーの意図がわかるようになって、楽しい。

 まさにこれです。
世界の解像度が上がる。わかるものが増える。
自分が感じ取れる情報が増える。

 デザインかじって、こんな効果があるとは……。
知らないことを知るって楽しいですねえ。

余談
noteを始めたきっかけは、
何かのデザインをする習慣をつけたかったからってのもあります。
学んだ知識はどんどん使って感触を楽しみたかったので。


4.配色デザイン良質見本帳


 この本は今年入ってから買った新入りです。
キッカケは、絵やデザインを描くようになって。
なんの色を使えばいいのかわからない……を解消するためです!

 あと、配色によって受け取り側のイメージを操作することができる
と、知りまして。
雰囲気がある表現が、簡単にできるようになりたくて買いました。
「配色デザイン良質見本帳」
色の知識について触れつつ、イメージ毎の見本がたくさん載っています。

 この本も、デザイン界隈では有名な本だと思います。
私はデザインだけではなく、
キャラクターデザインにも流用して遊んでいます。
 今は配色がしたくてしたくて、無駄にカラーにして遊んでる状態です。
使う頻度が高いので、月日が浅くても紹介しました!


 以上です!
まだまだ到底、
自分が表現したいものが出てくるほどの実力があるとはいえませんが。
買ってよかったと思った本を紹介したくなったので書きました!




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