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気づいたらスペーシアX乗ってた

めっちゃ楽しかった。

なにしてたか

父は仕事?、兄はバイト
なので母、妹、俺で妹の七五三参りに行くために東武アーバンパークライン野田市駅の方へ。

帰りに見た猫


問題は帰り。
どうやって帰るか。

帰る方法としては3通り。
柏経由か、おおたかの森経由か、春日部経由かである。

まともな乗換案内なら後者2つを出してくるが、おもしろさに欠ける。

乗り換え駅で何ができるか(カフェに寄れるか、ミスド行けるか)的な話から、結論として春日部経由になった。

野田市から春日部は20分で、春日部に着いて少し待つとスペーシアXが見れるらしいので見ることを家族に提案した。見るだけである。

野田市駅で電車に乗った。発車まで4分あると思っていたら、何故かすぐ発車した。
アプリをよく見たら3分遅れになっていた。

Xである。

これはどうせ乗ることを暗示していたものなのだろうか。

繰り返すが、本当にこの時は乗る気がなかった。なぜなら家族がいたからである。
特急に乗るなんてなかなかお出かけでは使わないというのもある。

そして春日部駅へ

20分ほどすると春日部に着いた。
これで野田線の3分の2は乗ったことになる。
あとは柏から船橋の間だけ。

降りると途端にラーメンの匂いがする。
駅のホームにラーメン屋があるからだ。
駅で食える麺類といえば、大抵そばかうどんだが、春日部駅ではラーメンが食べられるらしい。

駅ラーメンといえば博多が思い浮かぶが、春日部にもあったとは、高架化工事で店が潰れる前に1度は食べてみたいものである。

お菓子の自販機とかもあって謎に充実している野田線ホームを後にし、スカイツリーライン上りの1番線に来た。

割安

歩いていると、特急券券売機を見つけた。
スペーシアX 6号と△の表示。

壁に目を向けると、特急料金の表が並んでいた。

610円

思ったより安い。

軽い気持ちで提案してみた。

流石に母もまだその気は無い。

券売機で3人分取れるか試してみた。
しかし、座席の指定ができないため、7歳の妹と母が離れてしまう可能性があったため、券売機は断念。

次にネット予約を考えた。
利用頻度の割に新規登録とかがめんどくさくて私鉄のチケットレスは嫌いだがそんなことを言ってる場合では無い。

スマホを滑る指に迷いはなかった。

まず仮登録。16:53

メールが届いてすぐ開き、本登録へ。
途中パスワードが普段使ってるやつだと文字数が多すぎて使えなかったり(クソ仕様)、ふつうにうざかったが、どうにか登録できた。本登録完了、16:53

JR九州を始めとした鉄道会社のネット予約、パスワードの文字数制限あるやつ多すぎるぞ

自称限界旅行初心者

ネット予約にはクレカ登録がつきものだが、番号はすべて iCloudに紐づけられていたので秒だった。

そしてチケット購入。座席表を見ると2人分と1人分が空席!
一番の懸念事項であった妹と母が隣通しで座れない状況を回避することができた。

購入完了のメールが届いた。16:54、実に発車の7分前にスペーシアXに乗れることが確定した。

家族で乗車位置へ向かう。
けごん、きぬの乗車位置とは少し違うらしく、並んでいたら駅員に声をかけられた。乗車位置2箇所しかないのだから、もうちょっとアピールしてほしい。

ついに列車が来た。「これに乗れます」家族へ自分が発した言葉はなかなかぶっとんでいたが、妹もテンションが上がっていたことは覚えている。

駅員にスマホの特急券を見せ、人生初のスペーシアXへ。車内に入るとすぐ、新車の匂いがしてきた。

プレミアムシートを通過
乗車したスタンダードシート

それからは非日常の連続と言って良いだろう。
感動するような車内チャイムに始まり、1番安いシートながらしっかりとした作りと前後の広い間隔。グリーン車並みである。

どんどん駅を通過し、普段乗り換えで必ず降りる新越谷も、武蔵野線が一瞬見えるだけですぐ見えなくなってしまった。

急行でも少し遠く感じる北千住までも、20分で着いてしまう。

セルフポートレート
イルミネーションでキラキラしている

あっという間に浅草に着いてしまった。

かっこいい

帰りはつくばエクスプレスで帰ることにしたが、30分ほどで隅田川のイルミネーションを見てから帰ろうと思う。

おわり

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