見出し画像

TMNAでご飯を食べる。~ハッカソンに参加してきました~

こんにちはこんにちは!!TOYOTA Connected 先行企画部 新技術開発GのTomitaです。自己紹介については前回の記事を参照いただくとして、今回の記事では先日参加したTMNA主催のハッカソンについてご紹介させていただきたいと思います。


0. TMNAとは何で、ハッカソンとは何なのか

  • 略称だらけの我々

弊社、というか我々が所属するTOYOTAグループでは(どこもそうなんでしょうか?)、アルファベットでの略称が多く使われます。
例えば、我々TOYOTA ConnectedはTC、親会社のトヨタ自動車はTMC(TOYOTA Mortor Corporation)といった具合です。
今回訪れたのはTMNA、Toyota Mortor North Americaで、北米トヨタですね。

  • ハッカソンとは

ChatGPTに聞いてみました。

ハッカソンは、プログラマーやデザイナー、プロジェクトマネージャーなどの技術者やクリエイターが一堂に会し、限られた時間内(例えば24時間や48時間など)で新しいソフトウェアやアプリケーション、システムなどを開発するイベントのことを指します。ハッカソンは「ハック(hack:工夫をこらすこと)」と「マラソン(marathon:長時間の取り組み)」の組み合わせから命名されています。これらのイベントは、新しいアイディアを試す場として、また技術者同士の交流やスキルアップの機会として多くの企業やコミュニティで開催されています。

ChatGPT

今回、TMNA主催で行われたハッカソンはトヨタグループ内という縛りはあれど、概ね上記の説明と相違ありません。
そうです、全世界の(といってもアメリカからの参加が最も多いのですが)、トヨタグループ企業からエンジニアが集まってアイディアを試す場なのです。
チーム数はなんと65チーム。5-6名で1チームなので運営やジャッジ、テクニカルサポートを除いたハッカソン参加メンバーだけでもかなりの人数です。
火曜日にスタートして、木曜日の午前中から最終審査が始まるという期間の長さも少し珍しいかもしれませんね。

  • 目的と期待

勿論、参加するからには優勝!……というわけでもなく、基本的に入社歴の浅い若手が参加して、TCJP(早速略称ですね)の立ち位置であったり、世界中のグループ企業の様子を見るのも目的の一つです。
とはいっても参加して何も爪痕を残せないのも悲しいので、気合だけは充分!といった感じでメンバーとディスカッション等などをしながら出発までの日々を過ごしていました。

1. 出発前

  • メンバー

入社歴が浅い若手を中心に、先行企画部から私を含めた3名、エクスペリエンスデザイン部(長いのでよくXD部と略されます)から2名を集め、北米へ向かいます。
企画系、デザイナー系、エンジニア系がそろったバランスのいいチームです。
チーム名は全員が東京勤務であることから、オフィスが有る御茶ノ水にちなんで"Ochanomizu Innovators"としました。(ChatGPTに決めてもらいました)

2. 出発と到着

まずは挨拶をしにTOYOTA Connected North America(TCNA)へ。
今回の開催場所はTMNAのオフィスなのですが、近くにはTCNAもあり、またXD部のメンバーが現在TCNAのメンバーと協業しているとのことなので立ち寄りました。

かっこいいロビー!日本のオフィスにも欲しいですね

XD部のメンバーはいつもオンラインで会っていた人と初めて対面で顔を合わせて感慨深そうでした。

TCNAの近くには商業施設も多く存在するので、昼食がてらあたりを散策。日本に無いメーカーのショールームが有ったので色々と体験させてもらいました。

LUCIDさんはジャパンモビリティショーでも出展されていましたね
XD部のメンバーはコックピットでの操作性の体感にも真剣です
見慣れないAmazonの車!

3. ハッカソン開始前夜

そんなこんなで次はTMNAへ移動。

ガラス張りでかっこいいオフィス

前夜祭として、ハッカソン参加者のウェルカムパーティーが有るのです。

DJカー
(上にDJさんが乗っていてご機嫌な音楽を流すカー)
ウェルカムパーティーの様子
フードとドリンクを楽しみつつ、ご挨拶をして回ります

4. ハッカソン当日

  • ハッカソン開始

いよいよハッカソンが始まりました!
会場ではスターバックスのコーヒーなども提供されていて、快適な環境です(重要)。

コーヒー飲んで保険に入ろう!

また、ハッカソン期間中はフードクレジットが支給されるので、そのクレジットで食事やドリンクを購入できます。

  • アイデア出し

チームに割り当てられた部屋でチームメンバーと壁一面のホワイトボードを使って、開発するアプリケーションの訴求ポイントやアーキテクチャなどを決めていきます。

XD部のデザイナーから、アプリのかっこいいUIデザインを作ってもらいました!(お見せできないのが残念ですが……)

5. プレゼンテーションと結果発表

  • 緊張のプレゼンテーション

今回のハッカソンは毎日、チェックポイントとして全3回の途中審査が挟まります。途中審査でフィードバックをもらい、反映し、木曜日の最終審査までにブラッシュアップをするのです。

我々Ochanomizu Innovatorsはなんと、途中審査では最高1位を記録!
最後の途中審査においても4位で、中々悪くない位置と言えます。

  • 突然のCEOプレゼン

そんな経過だったからか、運営チームからいきなり連絡がきます。
「TMNAのCEOがこの後訪れるから君たちのアイディアをプレゼンしてくれ」
!!!!!!驚く我々ですが、更に
「CEOへのプレゼンは4分で」
と条件もつけられます。今回のハッカソンの審査では、プレゼンテーションの時間は9分と決まっていました。大急ぎで4分に縮めた短縮版の準備を始めます。

TMNA取締役 兼 CEOにプレゼン中

ドキドキしつつも(とは言っても私はプレゼンしておらず、技術的質問が有った際にフォローするぐらいなのですが)、無事に特別版のプレゼンテーションを終えました。最終審査にも期待が持てるところです。

  • 審査と結果発表

そして迎えた最終審査!気合が入ったプレゼンを終え、結果の発表を待ちます。

これは結果を待ちながら食べた海鮮あんかけそばです

残念ながら、表彰台に登ることはできませんでした……。
他のチームの最後の追い上げに追い抜かれ、エグゼクティブに向けたプレゼンテーションをする権利を得ることはできませんでした。
悲しいですが、これも勝負。優勝はまた来年のメンバーに託します。

6. 観光

殆どの時間を会場とホテルで過ごしていたので、観光する時間はありませんでしたが、初日だけショッピングモールに買い出しに出かけました。

19時ぐらいでしたが全然人が居ませんでした。
海外に行って現地のスーパーに行くのが好きです

そして全てのイベントが終わった後はステーキ!
実は外食をあまりしなかったため、最終日にして初のステーキです。

甘すぎて視界がチカチカしました

後記

今回のハッカソンでは色々な事業体のメンバーと関われ、同じグループ企業と言えど普段関りのない領域と交流を持てました。
また、プレゼンテーションや試作アプリから、世界レベルを体感できたようにも思えます。
こういった機会は貴重だと思うので、来年の参加メンバーも最大限サポートしていきたいと思います!

日本に帰国してすぐにラーメンを食べに行きました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?