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大量のタクシー行灯を並べた話

この記事は、Mobility Technologies Advent Calendar 2022 18日目の記事です。

今年の9月28日、タクシーアプリ「GO」の1,000万DL突破を発表しました。それに伴い、業界誌である「東京交通新聞」と「ザ・タクシー」に一面の広告を掲載。「GO」に加盟してくださっているタクシー事業者様へ、日頃の感謝を伝える、壮観なグラフィックを制作しました。

まずは、行灯の50音順リストを作る

よーく見てみると、同じ行灯ロゴがある・・・?さらによーく見てみると微妙に違う。これはグループ会社なんです。傘下の事業所がそれぞれ別のロゴを持っているパターン。「A交通グループ」傘下の「A-01交通」、「A-02交通」・・・というように。一方で、グループ全体で共通のロゴを使用している事業所様もいらっしゃいます。

傘下の事業所がそれぞれ別のロゴを持っているのか、それとも共通のロゴを使っているのか。

タクシー業界を熟知した弊社広報が精査し、掲載するロゴの数を決め、50音順のリストを作る。ここからようやくデザインが始まります。

80MB – 90MBのEPS形式で入稿せよ

新聞社への入稿規定。

80MB – 90MBのEPS形式

さて、これを実現するためにどうしているかというと、

  1. 行灯ロゴを、ファイルサイズ小(8-bit)のpngで書き出す

  2. Illustratorのデザインファイルに配置し、埋め込みでCMYK化

  3. 80MB – 90MBまで圧縮したEPS形式で書き出す

この辺りは、新聞広告入稿の経験がある外部デザイナーの方に大部分を助けて頂きました。私はどちらかというと、キャッチコピーを考えたり、デザインの方針を決めたり、ディレクションに回りました。
最後に色校正を経て校了、出版となります。

いかがでしたでしょうか。タクシーアプリ事業の企業にいるとはいえ、都心で地方のタクシー行灯を見かける機会は無く、思わず作業の手を止めてロゴに見入ってしまうことも。ちょっとオタク心をくすぐるこの広告を、今でもたまに眺めています。

知れば知るほど面白いタクシー業界。少しでも興味を持って頂けましたら幸いです。

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