これからよろしく、龍太郎。
先週、会社を解雇になった。
その理由は、コロナウイルスの影響で来客数が減り、売り上げも大きく下がり、社員に満足なお給料が払えないこと。
もう一つの理由は、
1年間働いていたのに僕が1人でこなすべき仕事量を満足にこなせるまでに成長していなかったからだそう。
たった1年で⁉と思う人も居るかもしれないが、
僕を解雇した経営者も、色々な理由や心情が複雑に絡み合った上で解雇を言い渡したのだと思う。
解雇を受けて気持ちは沈んでいるが、まだ社会人1年生。
これから2年生の僕。
周りの友人や先輩、両親からは「今年23歳だし、まだ若いんだから。」や「人生に失敗は無い。全部経験よ。」などの励ましの言葉もかけてもらった。
僕は1年前まで学生で、その頃は広島に住んでいた。
その頃から仲良くしてくれている、ある先輩は
家庭を持っていて、お子さんもまだ5歳と小さいのに
ほぼ毎晩、僕に電話をしてきてくれている。
その先輩からはよく「お前は何がしたいんや?」や「建築家になりたいんやろ?そういう思いで前の会社に入ったんとちゃうん?」
と、色々な言葉を投げかけてくる。
逃げたいくらい辛い。
このままの気持ちでは間違いなく落ちていく。
このままの考えで再就職しても、きっと上手くいかない。
「考えてるんやろうけど、言葉になって伝わって来てないんよね。」
文を思い出そうとするだけでも自己嫌悪に陥りそうなので、この辺にしておきます。
でも、ひとつ
大切なことを思い出せた気がする。
僕は、建築家になりたかったんだ。
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