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初詣は「熱田神宮」



皆さま明けすぎておめでとうございます、choco...です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年はスタートから様々なことがおきました。
もうこれ以上なにも起きないことをただただ祈るばかりです。



さて、私の状況を少しお話しますと、
今年から名古屋に移住しております。転勤というやつです。


関西に戻ってきてすぐ茨城、小田原と。
今の会社に入ってから3度目の転勤になります。
なんて会社だ。

とはいえ、1年程度の期間になると思いますので楽しみながら仕事ができたらなと思います。



正月明け早々の引っ越しであった為、ずっとバタバタしておりました正月。
初詣もおみくじも引いてないや、ということで名古屋付近の神社を検索。

あるじゃない、熱田神宮。

国宝呪具「草薙神剣」。別名「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ」。
日本三種の神器の一つとして、古来より歴代天皇に継承されています。

その他の神器は、「八咫鏡(やたのかがみ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」。

この二つは天照大神が天岩戸に隠れる物語に登場し、草薙剣は、天照大神の弟である須佐之男命が八岐大蛇を退治する物語に登場します。

3種の神器


日本列島を生み出した伊邪那岐神(イザナギノカミ)から生まれた須佐之男命。

贄に捧げられるクシナダヒメを嫁にもらう為、八岐大蛇を退治します。
良く勘違いされるのは、この退治に使われた剣が草薙剣であるということ。

退治に使用された剣は「十拳剣(とつかのつるぎ)」で、その後八岐大蛇の尻尾から出てきた一振りが「草薙剣」です。

『日本略史 素戔嗚尊』


「草薙剣」は天照大神に献上され、その孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)によって残る3種の神器と共に人間界にもたらされました。
その曾孫が神武天皇で、以来天皇家内で継承されてきたとされています。


そして英雄と呼ばれる景行天皇の息子日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の手に渡り、
火の海と化した草原の草を薙ぎ払い窮地を救ったとして、「草薙剣」と呼ばれるようになりました。

「日本武尊」   著:歌川国芳



少し長くなりましたが、その剣が祀られているのがこの熱田神宮です。
現在は天皇陛下ですら見ることが出来ないようです。
胸躍りますよね、一度拝んでみたいものです。

そんな縁あってか、熱田神宮の中には国宝や重要文化財の刀剣が幾つも展示されています。
こちらは拝観料を払えば誰でもご覧になれます。
多くのビーアンビシャスなボーイが心躍らせ(まさに小躍りしながら)、草薙館へ集まってきます。

唯一撮影可だった大太刀。
持てますが、人間が振れる重さじゃない。


もちろん、熱田神宮自体も厳かでものすごくパワーを感じる場所です。
きしめん屋もあって胃も満たされました。

おみくじは中吉。
願い叶う、学業怠らなければ吉、旅行は控えよ。

悪くはないが良くもない。
さぁ、24年も堪能しましょう。


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