見出し画像

【お酢の濃度にご注意を!】お酢の濃度障害の比較

1分で農業について学べる♪農業メディア「ファームラン」連載中!

HPはこちらです!🌱 http://nougyo.org/ 🌱

公式LINE始めました!登録はこちらから

梅雨時期の栽培育成の手助けをするためにお酢を使用されることがあります。濃度としては200~500倍以上に薄めて使用するのが基本です。濃度を濃くした方が光合成の促進や病害の予防に効くと考える方もいるかもしれませんが、葉焼けなどの障害を起こす可能性が高まります。

今回はそんなお酢の濃度による障害をご紹介します。

10倍、20倍、30倍、50倍、100倍、200倍にそれぞれ薄めたものを散布した物を見ていきます。

濃度ごとにどう変化するかをご覧ください!

ミツカン 穀物酢 500ml

SPICE OF LIFE(スパイス) 霧吹き スプレー ツールズ レッド 500ml ガーデニング ミスト 園芸 水やり 葉水 TZGG5010RD

ピーマン 京みどり 野菜苗 6ポットセット 3号ポット

1.濃度10倍~20倍

散布から30時間経過した時点で10倍の濃度のものは既に葉焼けが発生しています。10倍での濃度の使用は危険なようです。

画像1

次に20倍です。ぱっと見問題なさそうに見えますが、部分的に葉焼けを起こしていたり、葉脈に近い部分の色が薄くなっていたりします。10倍ほどではないにせよ障害は起こっているので控えた方がよいでしょう。

画像2

2.濃度30倍~50倍

次に30倍です。この辺りまで来ると変化がわかりづらくなっていますが、所々葉の色が薄くなっているので使い続けることで葉焼けの危険などがありそうです。

画像3


50倍まで来るとさらにわかりづらいですが濃くかかった場所では葉焼けがあるので使用は危険なようです。

画像4

3.濃度100倍~200倍

100倍までくると200倍と比べてもほぼ変化は見られません。100倍程度であれば濃度障害の問題はないようです。

画像5

この動画の実験した動画は曇りの日に行っていますので晴れの日などに行うと濃度障害は起こりやすいようです。
いかがだったでしょうか?

濃度を濃くしすぎると効き目がよくなるどころか障害を起こしてしまいますので適切な濃度を心がけましょう。

農業のお悩みをプロに相談しよう
アグティーは、課題やお困りごとがある農業者や家庭菜園者がプロ農家(アドバイザー)に対価を⽀払い、ビデオ通話やチャットを通じて相談し課題を解決してもらうサービスです。
アグティーはこちら

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?