見出し画像

『呼吸』こそ一番重要な運動

こんちは、RYUTAです🖐️
今回は呼吸のお話。

呼吸は生命維持の最も基本的な動作ですが、現代人の多くは前かがみの姿勢が影響で、浅い呼吸になりがち。

浅い呼吸は肩こりや猫背、ストレスなど様々な健康不調の原因にもなります。

一方で、適切な呼吸ができれば心身ともにリフレッシュされ、活力が生まれます。

呼吸は普段無意識にやっている『当たり前』な運動なのですが、意識的にコントロールできる動作でもあり、質の高い呼吸を心がけることが健康的な生活に欠かせないんですよね。

そこで今回は、呼吸の基本である腹式呼吸に加え、軽視されがちな胸式呼吸の重要性と、正しい呼吸法を解説します。

健康のために、ぜひ呼吸について改めて考えて頂けると嬉しいです😌

■見落とさないで"胸式呼吸"

「腹式呼吸を心がけましょう」と言われることが多いですね。

確かに、ぼくたち現代人はストレスや刺激が多く、交感神経が高ぶりがちです。

そんな時に腹式呼吸をするとリラックスでき、落ち着くことができます。

しかし、意外と見落としがちなのが「胸式呼吸」で、これは胸を膨らませて肺に空気を取り込みます。

腹式呼吸だけでなく、胸式呼吸でしっかり肺を膨らませることが健康的な呼吸には不可欠なのです。

■肋骨が動かず、呼吸が浅い

胸式呼吸をするためには『肋骨が動く』ことが前提条件となります。

ところが、デスクワークが多かったり、スマホをいじっていると前かがみの姿勢になり、肋骨の動きが制限されがちです。

そうすると、背骨の一部である胸椎の動きにも影響が出て、猫背の原因にもなりかねません。

また、肋骨が開かずに無理に肺を膨らませようとすると、肩を上げるように呼吸するため、肩こりの原因にもなってしまうんですよね。

呼吸の回数は一日に約2万回ですよ?そんなに肩の上げ下げしてたら、そりゃ疲れますよね笑

■呼吸の質は人生の質

呼吸は、人生最後に失われる運動機能です。

生まれてからずっと行っている呼吸を、どのようなクオリティで行うかによって、ストレス対策やパフォーマンス向上、さらには人生の質も変わってくるはずです。

腹式呼吸と胸式呼吸、両方をバランス良く行うことで、よりよい呼吸ができます。

肋骨と肋骨の間の肋間筋をマッサージしてほぐしたり、腕を上げて肋骨を広げるストレッチをすると、呼吸のクオリティがさらに上がるでしょう。

これは動画でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

https://youtu.be/SQSMp0OvrCk?si=HFLWpYX8ttwZGVZc

■人生最後に失われる運動とは

呼吸は、意識的にコントロールできる一方で、無意識のうちに行っている根源的な生命活動でもあります。

人はどのように死んでいくのか、考えたことがありますか?

運動機能に着目すると『歩行→咀嚼(食べる)→呼吸』の順に機能を失っていきますから、呼吸こそが人生の最後まで行っている生きる活動なんですよ。

だからこそ、ただ生きるだけでなく、質の高い呼吸を意識的に行うことが、日々のストレス対策やパフォーマンス向上、健康的な生活につながると思っています。

■まとめ

・腹式呼吸に加え、胸式呼吸でしっかり肺を膨らませることが大切

・デスクワーク等で肋骨の動きが制限されると、呼吸が浅くなり不調の原因になる

・肋骨の動きは背骨の動きや猫背にも関与する

・呼吸は意識下で行われる生命活動、その質を高めることが健康に直結する

・肋間筋のマッサージや肋骨を広げるストレッチで呼吸のクオリティアップを

呼吸は健康的な生活の基本中の基本。

腹式と胸式の呼吸をバランス良く実践し、さらに呼吸のクオリティを高める工夫をすることで、ストレス対策やパフォーマンス向上はもちろん、総合的な健康度の向上にもつながるはずです。

ぜひ呼吸の大切さを再認識し、実践を通じて自分の呼吸のクオリティを高めていきましょう。

そうすれば、きっと人生のクオリティも高まっていくはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?