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大崎でパッケージデザインを知る

こんにちは、matsukoです。
普段はデザイナーやってます。一児の母です。

ぶらり大崎途中下車したとき、はじめて容器文化ミュージアムへ足を踏み入れました!

容器ミュージアムとは

五反田駅と大崎駅の中間に位置する、大崎フォレストビルディングの1階にありました。

いつの時代も人の暮らしを便利で豊かなものとするために、考え、作られ、利用されてきた容器包装。容器文化ミュージアムは、容器包装の中にかくれているさまざまな秘密を「ひらく」施設です。
文明の誕生と容器の関わりから、最新の容器包装まで、その歴史や技術、工夫をご覧いただけます。ここは、容器包装の文化を発信するミュージアムです。

企画展

本日のお目当は、デザイナー仲間が「良かったよ」と言っていたこちら。

「なんか、ちがう。パッケージデザインのやくわり展」は、期間限定の企画展。
人々が無意識で持つセオリーに反する組み合わせから、「なんか、ちがう」と感じさせるものたちが詰まっていました。

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ミュージアムに入るとお出迎えしてくれるのは、常設されている大きなパネル。人と容器の関わりを描いています。

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左手側に入ると、お目当の企画展です。
常設の展示が大半を占めるなか、ひっそりとありました。小規模です。

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広告の目玉、緑茶パッケージの長靴も発見。実際に触れます。
そして、最高に飲みたくない緑茶。カビ●ラーにしか見えない(笑)
パッケージに紐づいた中身の印象は強い。

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・ブラックコーヒーを例に、商品に対するセオリーの有無を考える
・パッケージのルールとエラー(間違い)をさがす
どちらも実際に体験する展示です。

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そして、世界的なデザインコンペを勝ち抜いた、優れたパッケージデザインで締めくくられています。

常設で展示されている様々なパッケージとともに、
身近な容器包装へ興味・関心につながれば幸いです。

常設の展示

さて、お目当の展示を見た後は、同じ空間にある常設展示へ。

容器の歴史や役割、ゴミ分別などの環境・リサイクルから、過去のパッケージイラストまで、幅広い。

目を引くのは、巨大な容器たち。

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この展示エリアは、展示のしかたも工夫されていました。

たとえば、知りたいパーツ(これは蓋)に付いているQRコードを読み取って、情報を表示させたり。

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ロッカールームに見立てていたり。

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最後の最後で、コレ、なんだと思います?

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打検テストです。
意外にわからなかったので散々叩きました。ぜひ試してほしいです。

たのしくまなべる展示

説明はイラストや実物とセットでわかりやすく
展示の仕方にも工夫があり、実際に体験して楽しむこともできます。

企画展も、常設展も、ともに「容器」への理解をやさしく促進してくれて、とっつきやすかったです。

企画展は既に終了してしまったのですが、常設の企画エリアは無料で開放されています。
あたたかくなった頃にでも、ちらっと覗きに行っても面白いかも。