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ちょっとしんこきゅう

“Life is a journey.” “人生は旅だ。” このような言葉は誰もが耳にしたことがあるだろう。これが真実であるなら、人生でも旅でも大切なことは同じということになる。そんな旅と人生において、僕が大切にしたいと思えることが詰まった歌を紹介したい。

いきなり紹介

いきなりだが紹介しよう。その歌のタイトルは「青空しんこきゅう」だ。なんかそんなにいい歌の雰囲気ないなと思ったそこのあなた...。まあわかる。なにも想像できないし。怪しさしかない。しかもこの曲はEテレの番組で流れていた曲だ。しかしEテレだからと侮るなかれ。ともかく一度聞いてほしい。

青空しんこきゅう 作詞:山川啓介 作曲:服部隆之

はしってもあるいても 地球のスピードは同じです              あせってものんびりでも ちゃんと明日は来るんです             いそぐときほど 口笛吹こう                        かなしいときほど にっこり笑顔                      (フックブックロー)                           しあわせはいつも うしろから                       (フックブックロー)                           追いついてくるよ                             だからここらでそよかぜを あおぞらを                   ちょっとしんこきゅう

これを見た人の中には、「あー!フックブックローのやつね!」ってなった人もいれば、「(フックブックロー)ってなんだよ!」って思った人もいると思う。「あーあれね」ってなった人は、Eテレについて僕と語りましょう。

と、まあ今回それはどうでもよくて、注目して欲しいのは歌詞。いや「フックブックロー」も歌詞なんだけどそれは置いといて...。歌詞の解釈は人それぞれだと思うし、ただ俺がこう思ったってのを言いたいだけだから、違うだろって意見もあっていい。というかむしろあってほしい。その人の意見を聞いてみたい。

んで、じゃあ結局何を思ったのってわけなんだけど、正直に言えば歌詞をそのまま受け取っただけ。速けりゃいいってもんでもないし、焦っても変わらないものもあるし。時にはちょっと立ち止まって、しんこきゅうしてみるのも大事だよね。っていうただそれだけ。

ちょっと前にTwitterで、新幹線の快適さとは別に、普通列車だからこその豊かさもあるよねみたいなことを書いたんだけど、まさにこの歌に影響されてるのかもしれない。

ちょっと寄り道

ちょっと脇道に逸れてみよう。イギリスの美術評論家・社会思想科であるジョン・ラスキンはこんな言葉を残している。

ジョン・ラスキン

「あらゆる旅は、その速度に比例してつまらなくなる」- ジョン・ラスキン -

これに関しても色々な考えの人がいると思うし、自分自身それほど旅をしたことがないので、大したことは言えない。ただ、割とこの考え方には同意している。速い方がいい。便利な方がいい。楽な方がいい。現代社会にはそんな風潮がある気がする。僕も基本的に怠け者だし、発展した現代社会の恩恵を受けているし、スマホだって毎日使ってる。でも不便なものがいいなあって思うこともある。旅の時くらいゆっくりでいいんじゃないかなとか。自分でパン焼いたら楽しいなとか。ガスじゃない火を見ると落ち着くとか(火を見ると落ち着くとかいうと、なんかちょっと危なそうだけど正常です)。先日講義をしてくださった松下さんも、あえて豆からコーヒーを淹れてる時間がHyggeだなんてお話をされていた。

これも忙しい日常の中で、ちょっと不便だったり、ちょっとゆったりした時間っていうのが心地よい時間になってるってことを示してるんじゃないかなあ。ちょっとしんこきゅうってのが、旅をゆっくりで豊かなものにすることや、日常の中でHyggeな時間に気づくことと似てるのかもしれない、なんてことを書きながら思った。

あれ、脇道に逸れたつもりが、寄り道したくらいで元の道に戻ってきた感じだな。「青空しんこきゅう」と「ジョン・ラスキン」。全く別物のようで、繋がっているようで...。

※あ、ちなみにジョン・ラスキンさんについては、この言葉以外何も知らないです。

ちょっとまとめ

行ったり来たりして、書いてるうちに思いついたことをそのまま書き加えただけのまとまらない僕のnoteをここまで読んでくれたみんなありがとう。何度も言いますが、あくまで個人の考えですのでそこだけお忘れなきよう。

「青空しんこきゅう」はカラオケにもあるから、行った時はみんなぜひ歌ってね!僕は「君が代」とこの曲を必ず歌ってます。

「ちょっとしんこきゅう」「旅はゆっくり」「不便が心地よい」まとめるとだいたいこの3つが今回の中心だったかな。まとめのまとめみたいなことを最後に書こう。「ちょっとしんこきゅう」は、焦らずいこうって感じだけど、楽すればいいってわけじゃない。「旅はゆっくり」は、旅の移動を例に取ると、新幹線とかのほうが楽だよね。「不便が心地よい」は、面倒だからこそ楽しいみたいな感じかな。

そうなると、不思議と前回のnoteと繋がった気がする。

「楽せず、楽しく」

これが俺の人生のあり方なんだろうか。

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