組織における他者のモチベーションを上げるためには(前編)
こんにちは、岩哲(がんてつ)です。
同じチームに所属しているメンバーのモチベーションがどのような状態なのか、とても気になるのですが、なかなかどう踏み込んで話せばいいのか、難しいなと思う最近です。
モチベーションの理論も複雑でたくさんある中で、最適なものはどれなんだろう…という視点に立つと、それはそれで、私が関わらなくてもいいのではないかと思ってしまいます。
そんなモチベーションについて、今回は麻和実さんにお聞きしていこうと思います。
モチベーションの種類はたくさんある
(麻和実さん)
そうですね、頭の中が混乱してしまう気持ちはよく分かります。
最適なものを見つけなければ…という概念にはまると、そもそも難しくなってしまうところも多いのがモチベーションになります。
岩哲さんの言う通り、モチベーションの理論もたくさんあると思いますが、
少しづつ進めていきましょう。
まずは、どんなモチベーションの種類があるのか、これを頭に入れておくとよいですね。
例えば、
・稼ぎたい
・名声が欲しい
・喜ばれたい
・自信をつけたい
・自分の選択の軸が欲しい
代表的なものを上げてみましたが、他にもいろいろありますね。
このようなモチベーションを頭に入れて、同じ組織内で誰が上記のモチベーションで活動しているのか、把握しておくとよいです。
モチベーションが低下している人がいたら、その人の願望にありそうな人物をつないであげると上がりやすくなります。
さらに効果的なのは、最初のモチベーションの理由を努力で解決してきた人につなげることです。
自信をつけたいというモチベーションで頑張っていた人のメンタルが下がってきたときは、自信をつけたいで頑張っている他のメンバーにつなげるのはもちろんのこと、自信は努力によってつけてきたので今の自分で大丈夫と言えるというような先輩などにつなげる方が効果的です。
モチベーションを上げてくれるチーム内のメンバーにつなげるのが上手になってきたら、自分自身で、複数のモチベーションになる項目を効果的に使いながら、多くの人のモチベーション向上にチャレンジしてみてください。
複数のモチベーションを刺激する項目を持っていることで、様々なタイプの人が組織にいられるようになります。
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