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人の3倍の成績を残す営業マンはクロージング力以外に〇〇が優れている


結論


結論ファーストで。
人の3倍の成績を残す営業マンは
クロージング力以外に、

「紹介をいただく能力」に優れていて、
"1件"のアポイントで、"3件"の契約可能性を
生んでいる。

優秀な営業マンの1件アポの価値


以前ツイッターでこんな投稿をしました。

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優秀な営業マンは"1件"のアポイントで、

目の前の人から契約をいただき、
目の前の人の知人の紹介をもらい、
さらに数名契約を獲得しているのです。

では、1件のアポイントでも、

Aさん: 10%の成約率の人
Bさん: 20%の成約率の人
Cさん: 20%の成約率で紹介ももらえる人

この3人は1年間で
どれくらい差が開いてしまうのか。


数字で見ると恐ろしいことに


アポイント数(新規月間20件とする)

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Aさん、Bさんはアポイント数に差はなく、
年間で240件のアポイントを獲得

それに対して、
1件のアポイントで
2件の紹介をもらっているCさん
は、

12ヶ月後にはAさん、Bさんの
3倍の720件のアポイントを獲得
している。

つまり、AさんBさんの3年分の行動量を
たった1年で
行なっているのだ。

契約数

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Aさんは成約率10%なので、
年間で24件の契約を獲得。

Bさんは成約率が20%なので、
年間で48件の契約を獲得。

Cさんは成約率は20%で変わりないものの、
年間で144件の契約を獲得。

成約率が変わらなくても、
紹介をもらっているだけで、
約100件差が1年間で発生してしまっている。


VOA ( Value of Appointment )


ここで出ました。アルファベット3文字。
アルファベット3文字アレルギーの人は
ここでお薬飲んでください。

VOA ( Value of Appointment )
商談価値。1件のアポイント、商談に対して、
何件の契約の"可能性"を生むことができたのかを表す指標。


この"VOA"って言葉は
まだ聞きなれない言葉な人が
多いのではないでしょうか。
安心してください。
.
.
.
「この言葉、私が作りましたので知らなくて
当然です。」


このVOAが高い人は企業にとって
優秀な営業マンになることでしょう。

例えば、先ほどのAさんBさんCさんの例でVOAを考えて見る


AさんBさんのVOAは1.0です。

ここで重要なのは、
「契約の可能性」ということです。

あくまでも成約率に関わらず、
契約が何件生まれる可能性があるのか
という
指標なのでこの場合1.0になります。

一方、CさんのVOAは3.0です。

Cさんは目の前のお客さんだけでなく、
目の前のお客さんから
新たに2人のお客さんをご紹介いただき、

マーケティングコストをかけて獲得した
1件のアポイントで、
3件の契約の可能性を生み出しています。

VOAが1.0の人は、
1つのご縁でその人だけ契約になる「足し算」的な思考

VOAが1.1以上の人は、
1つのご縁でその人とその人の周りの人を獲得できる「掛け算」的な思考

ということがわかりますね!

こういう営業を新卒のころから
心がけてきていたら、
今頃、どんな伝説の営業マンになっていたでしょうか、、、

どうやって"紹介"を生むのか

【簡単3ステップ】
自分がどこの領域で相談に乗れる
 スペシャリストなのかを示す

アポイント現場では売り込まず、
 相談に乗るスタンス

他に困っている人いたら
 相談に乗ることを伝え、有言実行する


結論、
この3ステップさえできれば、
VOAの高い営業マンになれる。

これは、
紹介だけで営業を回している、
とある社長さんから直伝いただいた、
紹介営業を確立させる方法です。


ちなみにこの3ステップの真逆が、

自己紹介なく、とりあえず商材説明
現場で売り込みまくり、営業するスタンス
たとえ紹介頂いたとしてもまた売り込み営業をする

こういう営業マンは、
確かに売り上げを上げることができるかもしれないが、

商材が良いものであったり、
マーケティングチーム、
インサイドセールスチームが
新規のアポイント際限なく獲得している組織出ない限り、
中長期に渡って安定した成績を残すことは難しい。

自分の胸に手を当てて思い浮かべてほしい。

失注リストみて、
「この企業もう会えないな〜」と思うのか、

失注リストみて、
「この企業から先月紹介もらったな〜」と思うのかでは、

月とスッポンくらい違う。


これであなたも今日からVOA高め営業マン


それっぽい概念だけ語って終了のnoteは、
実用性にかけて、

ただの教科書でしかないので、
今日からできるTODOを最後に書きます!

紹介をいただくためのTODO
何に相談に乗ったら良いのか書き出す
 (自社商材と繋げる相談内容)

自分の相談の領域の専門家になる
 (インプット)

競合の企業さんとの付き合いを濃くして、
 紹介できる状況にする

例えば、私であれば、
BtoBの企業様に対して、
企業の決裁者様を繋げることで、
経営課題を解決するサービスの営業を行なっている。
(チラCEOってfacebookとかの広告で見たことある人も多いのでは)
https://only-story.jp/chira-ceo/

主にお客様は新規営業先の開拓
悩まれていることが多い。

このようなケースでは、
① BtoBの営業マーケの相談をできるようになる
② リード獲得、アポ獲得のサービスを調査
③ テレアポ、メルアポ、紹介サービスの会社さんを紹介できるようにする

このような形になるかと思います!

BtoB企業の営業・マーケ相談をしていき、
その企業にとってどういう施策が適切なのか、
売り込みではなく、一緒に考える。

自社サービスが最適ではない場合は、
最適なサービスを紹介する。

そうするとその人が、
周りで同じ課題を持っている人を、
信頼して、安心して紹介してくださる。


まとめ

フィールドセールスとしてのスキルアップは、
クロージング力にフォーカスされがちですが、
紹介を受けるスキルも大切だ
ということが伝わればと思い、
このnoteを書きました。

さらに紹介が集まってくる人の特徴を
知りたい人はこのnoteもぜひご覧ください。


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