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恐れと「あるね」

今日は畑で「間引き」を行なってきた。
間引きとは、生えてきた新芽から元気そうなものを選び、他のものを抜く作業のこと。
違う言い方をすると「いのちの選別」である。

ぼくはこの間引きが好きではない。
新芽を抜くたびに、胸にズキっとした痛みが走るのだ。

自分が不快感を覚える事象は、自分の内側を知るチャンスだ。
たくさん生えている新芽の中から選ばれて用済みとされる、、、
これに痛みを覚えるぼくは、「必要とされない」ことに恐怖を抱いているのだろう。
役に立たないと認識されたら不要とされ、この世界で生きていけなくなる。
大袈裟ではなく、こんな思い込みがあるのだ。
この思い込みがあるために、克服しようとするか(この場合だったら、より大きく育って生命力をアピール?!)、逃避するか(あきらめていっそ枯れてやる?!)の行動をとることになる。

ここで、こんな思い込みはダメだ!なんとかしなければ!となると更なるストーリーに巻き込まれることになる。
そんな時は、「こんな思い込みもあるね」。
それでも、こんな思い込みはダメだ!という思いが浮かんできたら、「それもあるね」。

人間として生きる以上、様々な思い込みがあるのは当然。
それを否定せず、ただ「あるね」と受容していく。


ごきげんラボ

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