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#5【夢日記】Y.K(元カノ)と再び同棲する日々が始まった

・偶然の再会 〜コンビニでたまたま遭遇〜
・終始塩対応の彼女を自宅に連れて帰ってみた
・(色んなところを転々としていたっぽかったので)
・依然無愛想だがベッドでスヤスヤ眠る寝顔は変わらない
・(「時間の経過とともに雪解けしていけばいいなぁ」)

内容

・いやちょっと待て今カノはどこ行ったんだよ?

待て。ちょっと待て。寝ぼけ眼でも良いから脳はちゃんと動かせてくれよ。いいかよく考えて答えろ。現在お付き合いしている彼女の名前は何か。分かるか。

(実名は伏せます)

うん。そうだな。良かった。てっきり忘れてしまったのかと思ってヒヤヒヤしたよ。

ぶっちゃけた話をすると、起きてしばらくは、誰が今カノで、誰が元カノなのか、ちょっと判別出来てなかったよね。アヤフヤだったね。危うかったよ。良かったホント。思い出すことが出来て。

みなさん、こういうことってありませんか。僕は結構あります。過去に経験したことが夢の世界で出てくると、割と良くやります。

「あっ、部活の朝練行かないと」
「ヤバい、大学の授業に遅れる」
「そういやバイトのシフト入ってたかな」

あります。ちょくちょく。お前いつの話してんだよっていうのが。「夢現(ゆめうつつ)」なんて言葉もあるけれど、夢と現実を行ったり来たりするような、脳がふわふわ〜っとした状態。起きてから覚醒するまでの間って、そんな感じ。

・いやちょっと待て元カノに乗り換えるのかよ?

とかなんとか言って別の話で誤魔化す方向に持って行こうとしてたけどさ、そんな話は誰も待ってないわけよ。そもそもなんで元カノの夢を見たの?どうせ見るなら今カノじゃないの?それが筋ってもんでしょうよ?

いやあ・・・、なんなんでしょうねえ・・・。こればっかりはどうにもこうにも。たぶん深い意味はないんですよ。夢に出てきたからまだ恋焦がれてる、とか言われてもねえ、言いがかりですよ、と反論したくもなりますよ。

まあね、僕は嘘をつきたくない性分なんで、一つ言わせてもらうとね、夢の世界に出てきた元カノはね、かわいかったですよ。変わらない寝顔なんて特に。そりゃあもう。見慣れた顔がありましたから。

ただ、それとこれとは別の話じゃないですか。過去は過去、現在は現在。過去に縋るあまりに現在を捨てることほどバカな話も御座いません。未練なんて感情は一片もないと、ここで一発、強調させてもらいましょう。

・・・ただね、ポツリと言わせてもらうとね、長くお付き合いしてきた元カノと音信不通になるっていうのはね、こりゃあしんどいですよ。うん。それを未練と捉えるのかどうかは、また別の話です。断言出来るのは、復縁を迫りたい思いは、1ミリも御座いません。

・いやちょっと待て良い風な話でまとめんなよ?

▷(「時間の経過とともに雪解けしていけばいいなぁ」)

これは、まあ、本音、ですよね。前述してきた文章の綴り方を見ても。雪解けの日が来れば、これ以上の喜びはない、みたいなとこはありますよね。やっぱり。

だってね、一度はね、生涯の伴侶として連れ添って歩いていくことを誓い合った仲ですよ。ここでは語り尽くせないことが色々あった中で、今現在の関係になってるわけだけども。

僕は、身勝手な思いかもしれないけれど、今だったらね、お互い冷静に、話し合いの場が持てる気は、するんですけどね。当時は、お互い、若かった。「若い」の一言で片付けるのも、なんか違う気はするけど。責任転嫁してる気もするけどね。

こうやって、たま〜に夢に出てきたりだとか、あと、誕生日がおとずれた日だとか、そういう節目節目で思い出すんですよ。年に数回はね。

で、その時感じたことを、ああでもないこうでもないって、一人でウンウン唸った後、必ず、こんな終わり方をするんですね。

「どこかで笑って暮らせていたら良いなぁ」

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