見出し画像

「個」の時代ってなんだ

記念すべきnoteの初投稿は僕の軸でもある「個」を尊重する働き方について書いてみます。

賛否両論分かれる働き方のような気もします。
共感してくれると嬉しい、共感しないなって場合はさっと閉じてください。


僕はサラリーマン生活を10年以上続けています。

入社当時に比べるとそれなりに昇給もしてもらえたりしてるのですが、未だにに自己評価と昇給率とが正当だと思ったことは一度もないのです。


6年前、こんなことがありました。

社内の誰もが口を揃えてやりたくないと言った大きなプロジェクト。
全く異なるプラットフォームをブラックボックス化し、お互いをシームレスに連携しあうというシステム基盤の構築でした。

全てが未知の領域で当然僕もやりたくなかった。

経験も浅く、まったくアプローチ方法もわからない。
だけど、そんな僕に白羽の矢が立ちます。

明確な役職やポジションなど存在せず、「責任者」という位置におかれました。

ただ、このプロジェクトの任命とともに

「任せたよ、このプロジェクトが成功しなければ大問題だから」

これが当時の上司からかけられた一言です。

ここを長く語っても仕方がないので省きますが、このプロジェクトは成功します。
(半年がかりで、全ての時間をここに投入した記憶があります。)

誰もが無理だと言った、上司も最適解が掴めなかった設計も、やりきりました。
お客さんも大満足でした。

当然期待するのは給与への跳ね返りです。

・こんなに成果を出した
・昇給は当たり前だろう
・臨時ボーナスくらい出ても良いよな

期待値ばかりが上昇し、迎える決算期。

給与は1円も上がりませんでした。

ひどく裏切られた気持ち。
必死に自分を慰める言葉を思い浮かべる。

「たまたま会社の業績も悪かったのだろう」

「他のみんなも昇給しない年だったのだろう」

現実は違いました。
特に成果も出てない同僚の昇給も耳に入ってきました。
おそらくは僕だけが昇給していなかった。

この謎は1年後にわかります。

会社の業績が不安定になり、社員全員に減給が言い渡されます。

昇給もなかった僕が減給率が一番激しかったので社長に直談判にいきます。

「この減給率は納得いかない。生活ができない」と懇願します。

ここで信じられない一言を浴びせられます。

「1年前のおまえの不手際の時、私はおまえを咎めはしなかっただろう」


ん?

ちょっとまって、意味がわからない?


話をまとめるとこうなります。
1年前の大きなプロジェクトの成果報告は全て僕の上司の手柄になっていたということ。
対して僕の評価は「サボり」
特に仕事もせずに「定時上がりを徹底した」という報告がされていたようです。

ここで弁論に徹したのですが100%は信じてもらえず、減給率も変わりませんでした。

まだ僕もこの頃は経験値が浅く、他に転職しようにも通用する自信がありませんでした。
苦肉にも懇願した条件が、

「このままでは生活が苦しいので、副業を認めてください」

でした。これはすんなりOK。
これは助かった。

ここが僕のサラリーマンとして意識を改めるきっかけとなりました。

夜中にバーで働いたり。

ことごとくアルバイトの面接で落ちたり。

最初の受注案件で相手が頓挫したり。

人生はこんなにも非情なのかと毎日泣いてました。

この辺りは別の機会にでも書こうと思います...


という感じで、経営者ではない以上、人は誰かに雇われます。
不条理だと感じても飼われている以上は従う必要があるわけです。
嫌なら辞めてください、これで終わる世界です。

大手のトヨタが終身雇用を撤廃したように、これからは大企業だから安泰、とも言えない時代です。

僕が目指す「個」の力を伸ばすとは、明日会社から追い出されても食い扶持(ぶち)には困らない能力を身にまとう生き方です。
能力しかり、考え方しかり、人脈しかり、です。


まだ自慢できるような成果はありません。
ですが、唯一最近で成長を感じたのは本業の傍ら個人で事業を興すまでになったということです。
(まだ収益の自動化までは到達していません。手を止めれば収益は0という状態です...)

まだまだ這い上がれる。
手は止めない。

個人事業以外で力を入れようとしているのは以下です。
・Twitter
・ブログ
・Instagram
・note

Twitterの140文字で人生が少しでも楽になるヒントを発信。
ブログでは「個」として生きるために有力だと思われる情報を発信。
Instagramでブログの内容を図解で端的に発信。
noteではTwitterの内容の深堀りや、人生観について思いのまま書いてみようと思っています。


少しでも僕の発信が誰かに寄り添い、背中をさすれる、背中を押せる一助となれば嬉しいです。

初投稿なので内容もまとまっていませんが、これも伸びしろだと温かな目で見守っていただければと思います。


それでは、これから長い付き合いをよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?