幸せ学　第14回　ポジティブならいい、ってわけじゃない

よく、「わたしネガティブなんで、ポジティブになりたいです」とおっしゃる方がいる。自己肯定感が低くて、自信が無くて、ネガティブで、、なんてご自身を認識されている方。あなたはいかがですか？

それは悪いことではないと思う。わたしの見方では、ネガティブは自然なこと。
過去会で触れたかもしれないが、人は基本ネガティブの方が生存確率はあがる。毒だったり、他人の地雷だったりを回避しなければならないからね。
ポジティブさんが、これはたぶん大丈夫なはず！⇨ぱくり⇨毒でした！をみんなやってるとみんな死んじゃうから、これは危険じゃないのか？と疑う。そういうふうにできている。
（気にせずいく人も一定数いる。だから人は進化する。
みんな違ってみんないい）

だから、ポジティブさんを目指すのは、なんか基本的に違うと思っているし、だいたい、そうなれっこない。
そういうのは持って生まれた特性な気がする。

じゃあ特性なんだから、ネガティブは変わらないか？というとそうではない。

わたしは占いをやっているけど、占いは過去現在未来を当てなければならない。それはネガティブでもポジティブでもダメで、その真ん中の「正解」を狙いにいっている。まず正確を捉えらないと、いろいろがんばって悩んで考えてもムダな努力になってしまう。

「彼とのLINEで未読スルーされてしまう。彼は私のことをどう思っているんでしょうか？」
なんていう相談は多い。
連絡が来ない方は、相手のことが見えないから、不安になっている。
見えないから、不安。見えたら不安じゃなくなる。でも見えない。
その不安の中で、否定的なことをぐるぐるたくさん考えてしまう。

でも、ちょっと落ち着いて。わからないから混乱しがちだけども、ばっちり正解かわかんないけど、だいたい想像はできると思う。男も女も同じ人間だから、めちゃくちゃ外れる、なんてことは無いと思う。

・LINEが未読でもバナーに表示して確認してる。彼女のことは好きだけど、コントロールしたい
・自分の時間が大事。彼女のことは好きだけど、あまり詮索されたくない。連絡ルーズ
・メールとかLINEとか苦手。彼女のことは好き
・携帯壊れた（マジで）。彼女のことは好き

などなど

あとは「ほかに好きな人がマジでいるパターン」もあれば、「恋愛よりも仕事パターン」もあるだろう。
恋愛>仕事タイプの女性で基本恋愛のことばかり考えてる方は、仕事>恋愛タイプの男性のことはわかんない！となりがち。

そこで、仕事がんばってる連絡くれない系男子に対して「連絡くれない、って浮気してるんじゃないの！」と言うのは、それはハズレだったりする。

ハズレるのはムダよ。もったいない。

ネガティブになるのはわかるけど、それで彼を責めるよりは、不安の時間を自己成長のキラキラ時間に変えた方が、キラキラした時間はハッピーだし、彼はキラキラした彼女のことをより好きになるだろう。

ネガティブになりすぎないこと。
正解をあてにいく。
その姿勢ね。

ただ、想像力を使うのが得意、不得意は人によってあるかもしれないけどね。不得意な人はカウンセラーを頼ったりして。

あとその話で思いつくのは、他人に（この場合は彼に）依存しすぎな場合があるかな。
まだ格差はあれど女性も自立できる社会になってきたから、依存度を減らせれると楽になれそう。

またこの辺りの話もいずれ。