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幸せ学 第24回 悪い気をもらっちゃったについての考察と整え方

セラピストさん、ラウンセラーさん初め、対人支援をしている人は、「お客さんから悪い気をもらっちゃって、調子悪くなった」という体験をしたりだとか、会話をしたことがあるだろう。空気悪くなったから、窓開けて入れ替えよう!だとか、塩まいとけ、だとか。

あれって実際はどう言う仕組みになっているのか、わたしなりの考えをお話しする。


私の感覚だと、もらったというより、響いた、という方が、実際のニュアンスに近い。

昔は、その、なんかネガティブ満載のドヨーンとした人が、ネガティブ菌をばら撒いていて、空気感染して、それを取り入れることによって調子が悪くなった、と思っていた。

でも、電話でだって、このもらっちゃう現象は起こる。問題解決を自分でしようとしないネガティブおしゃべり女子の愚痴を延々聞かされたりすると、調子悪くなっちゃう。

電話を通じて菌なのか霊的な何かなのかが電波してきたのか?
まあ、霊的な面でいうと、ゼロではない気もするけど、大きくはそこではない。

相手の起こした波が自分に【響いた】のである。


例えば、いい絵画を見た。感動した。
いい音楽を聴いた。感動した。
ドラマを見た。小説を読んだ。漫画を読んだ。感動した。
この幸せ学の文章の中で、そう言うことだったのか!と気づいて腑に落ちた。感動した。

これって、誰かのアウトプット(=波)が、自分の視覚、触覚、嗅覚、など通じて自分にインプットされ、感動、つまりは感じて動く。動いたのは自分の心。動いたを言い換えると、響いた、と言うこと。
自分が鐘だとしたら、アウトプットによって、叩かれて、うぁぁぁああんと響いたと言うこと。

もし鐘を手で触った状態で叩いたら、振動しない。音がならない。響かない。
響くものと、響かないものがある。
響やすい鐘と、そうでない鐘もある。

これはポジティブな内容でも、ネガティブな内容でも、起きていることは同じ。

自分の中の何かが揺さぶられて、ポジティブな内容なら感動だし、ネガティブな内容だともらっちゃうだし、と言うことだと思う。


例えば、自分の無意識にネガティブな価値観が満載で普段は蓋をしていたりすると、ネガティブな刺激によって揺さぶられ、「もらっちゃう」ことは多いだろう。他人軸が強いとそうなりがちかもね。自分軸が薄いから、揺れちゃう。

そんなわけで、じゃあもらわないためには?みたいなことを話すと、自分の中のネガティブなもの、本当は持っていたくないのに持っていたいものを手放すと言うこと。変な日本語だけど。

これは日々内観をされるとか、色々な人生経験をするなどして、自分と向き合われながら徐々に進められると宜しい。心理学を勉強する、心理カウンセリングをやってもらう、と言うこともお勧めしている。


もらっちゃった場合、冒頭の例で出した空気を入れ替える、塩をまく、と言うのも有効だろう。

ほかに、わたしの体験として効果があると思っているものをご紹介すると、すぐできるのは、手や足を洗うこと。

足までは難しいとしても、手は洗いやすいと思う。
体に響いたネガティブなイメージを水と一緒に洗い流すイメージをされるとより効果的。

そして、お風呂ね。
お風呂にお塩、もしくは日本酒もいいと思う。
そこに漬かる。そうするとスッキリするわ。

わたしは塩サウナが好き。塩を足裏、鼠蹊部、脇、など顔以外の全身に塗って、水で流す。

今サウナが流行っていて、整う、なんて言われているけど、それもそんな感じなんじゃないかしら。響を鎮め、自分本来の状態に戻る、というか。わたしはあんまりサウナは入らないけど。塩サウナだけ。

その他で言うと、フラワーエッセンス、ジェムエッセンスのスプレーも効果あるし、クリスタルヒーリング、シンギングボールでのヒーリングも良い。

まあ手軽にできるのは、手足洗い、お風呂ね。


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