アメリカ横断完結編　エピローグ的な！

ちょっとした思い付きで書き始めたこの日記もあっという間に完結してしまいましたね。

文字や写真だけでは伝えきれない沢山のことを感じた4週間でした。

その壮大なアメリカ横断の旅を、俺なりに楽しく綴ることが出来たんじゃないかと思います。

さて、本編の横断は終了してしまったので、ここで完結編としてエピローグを書かせていただきます。

まずは皆さんからいただいた質問にいくつか答えていきます。

Q.かかったお金は？

A.一人当たり総額約45万円です。

往復の飛行機代（LCC）・・・約8.5万円

レンタカー代（保険や乗り捨て料金、若年ドライバー料金などもろもろ含む）・・・一人約10万円

ガソリン代・・・一人約2万円

宿泊費（平均4000円×25日くらい）・・・約10万円

食費・・・約５万円

娯楽費（観光費、カジノを含む）・・・約５万円

お土産代・・・約３万円

その他諸々・・・約2～3万円

といったところでしょうか。

細かくつけているわけでもないし、人によっても違うので目安程度にお願いします。

しかし、これは約一ヶ月滞在して横断したにしてはなかなか安いって言われます。

飛行機とレンタカーで頑張りましたね(笑)

Q.結局何キロ走ったん？

A.約一万キロです。

厳密には6307マイル　10,091キロです。

これを横断期間の23日で割ると、一日平均450キロです。
ほんとに頭おかしいですね(笑)

ちなみに一日の最長移動距離は横断4日目のテネシーからニューオーリンズ

約550マイル　900キロも一日で移動しました。

もう二度としたくない。(笑)

Q.一番おいしかった食べ物は？

A.これはむずかしいですねぇ…
　甲乙つけがたいですがランキングにしてみます。

第3位　ロサンゼルスの日本料理屋で食べたコロッケ

いやぁ、やっぱ日本食は絶対ランクインしてきますよね。

久しぶりに飲んだ懐かしの味カルピコも功を奏して堂々3位です。

第2位　メキシコ国境で食べられるエンチラーダ

これは間違いなくおいしさでは一位ではないでしょうか。

ボリュームも満点な上、アメリカとメキシコを一度に感じることのできる一品です。

第1位　ニューヨークのB級グルメライスオーバーミート”Gyro”

見た目がとてつもなく汚いこの一皿。しかも店内ではなく屋台なので食べるのは外の石段に座って。

そんなB級感満載のこのGyroの一番の魅力はそのコスパ。

チップもいらないし10ドルを裕に下回る低価格。このボリュームの飯をアメリカで食うならマック辺り以外だと15ドルは軽くいきますからね。

そんでもってしっかりおいしい男飯ってかんじですね。雰囲気やコスパも含めて栄えある1位です。

Q.これは気を付けてってことは？

A.たくさんありますが…時差とESTAですかね！

時差を見誤ると観光が出来ないどころか、飛行機に遅れて帰れなくなるなどあるので本当に気を付けてください。国内で時差があるのは日本では馴染みがないことなので…

そしてESTAですね。これは前もって、できれば渡航一か月前までに申請しておきましょう。2000円くらいだった気がします。

しといたほうがいいってやつじゃありません。必須です。入国できません。(笑)

ちなみにESTAの申請に関するトラブルはあるあるらしいので、申請したら満足するのではなくしっかりスクショなどして証拠を残しておきましょう。

Q.一番良かった場所は？

A.ダントツでシーニックドライブです。（横断7日目参照）

テキサス自体めちゃくちゃ楽しいとこでしたが、中でもエルパソは濃かったです。間違いなく人生一の夜景を見ましたし、この先あれよりすごい夜景を見れるかどうか怪しいくらいでした。

一か所だけ戻れるならシーニックドライブを選びます。

Q.持って行って助かったものor持って行けばよかったものは？

A.持って行ってよかったものは、サングラスとサンダルですね。

サングラスはいらないだろうけどアメリカ横断だしかっこつけようかぁって思って持って行ったんですが、まじでサングラス無いと目が死にます。日差しの強さが日本の比じゃないです。

サンダルは、基本土足のホテルや車での移動など幅広く活躍しました。まじで便利です。また、プールはいる時のビーチサンダルとしても活躍しました(笑)

持って行けばよかったものは娯楽道具ですね。トランプ一つあればだいぶ違ったけど、結局手に入れたのはヒューストンからでした。

こんなところですかね。

たくとぅーの何気ない一言に俺が乗っかったことから始まったアメリカ横断。

終わってみると一生忘れられない人生の一大イベントになっていました。

この旅でいろんなことを学びました。

俺たちの常識は実は常識ではないこと。
世界はとてつもなく広いこと。
日本はとっても素晴らしいということ。
死ぬ時なんていつやってくるかわからないこと。

そのほかにも数えきれないほど多くのことを経験し、学びました。

そして何より、たった45万円で、たった4週間で、今まで20年間生きてきた人生をひっくり返されるような経験が出来て、今まで20年間学んできたことを覆されるような発見が出来るということです。

45万って高いなぁ、4週間ってながいなぁって思う人もいると思います。

てかほとんどの人がそうだと思います。

でも、45万円。就職したら2～3か月分の給料です。（もちろん税金や生活費で消えていきますが例えの話です。）

4週間。たかが高校生の夏休みくらいです。すぐ終わるじゃんって思ってたでしょう？

現実は厳しいです。働かなきゃいけないし、学校に行かなきゃいけないし、家族を養わないといけない。

でもこれはたった一例です。45万なくて、たった10万円でも。4週間無くて、年末年始やお盆、ゴールデンウィークの4～5日でも。人生が変わるような体験はできます。

なんか胡散臭い勧誘みたいな文章になってしまいましたが(笑)

とにかくそれくらいすごい経験でした。

そして、皆さんも可能性のある限り何歳になっても挑戦してほしいと思います。

楽しそうだからって理由だけでアメリカ横断できちゃうんですから(笑)

最後に、この旅を企画してくれたたくとぅー、急に誘ったのについてきてくれたりく、自分ではどうしようもない資金繰りを手伝ってくれた家族に心から感謝します。

そしてこの記事を最後まで読んでくれた皆さんにも心から感謝してます。

思い付きで始めたこのnoteでしたが、徐々に「読んでます」とか「楽しみにしてます」っていう声が聞けたので、途中で辞めずに書ききることが出来ました。

よろしければ最後に感想でも頂けると嬉しいです！！←ココ重要(笑)

本当の意味でこの旅が終わった気がしてなんだか寂しい気持でもありますが、また別の記事も書きたいなぁと思っているので、よろしくお願いします。

Thank you for reading.