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メモ

この人が人生のパートナーだと思い一つになる。言わば家族だ。そこに至るまで様々な選考があり、葛藤があったかもしれないが、運命はその人となることを決めた。刹那の関係ではなく永遠に近いような時間の中で過ごすような人。安心感、経済力、生命力、愛。そこには様々な要素があり、それが且つ複合的に組み合わさり、生活をともにしている。結婚だ。しかし、時間が経つたびに心が移ろう。相手に不足を感じるのではなく、自分の人生が果たして正解なのか疑問に思う。そこで必要になるのが私のようの仕事をしている人間だった。最初から短絡的な関係を永遠に約束されていた。相手がどんなに詭弁を振おうが、誰かの人生の何者にもなりえず、その人生の潤滑油ぐらいにしかなれないのが私であった。

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