Notionで日本語授業の教案・スライド入りのタイムテーブルを作る
Notion好き
もともとNotionは大好きで、自分のメモやリンク集として利用していました。簡単なサイトですが、以下に例を出しておきます。よろしかったご覧ください。
例1)【日本語教育情報リンク集】素材、他、いろどり・まるごと
例2)【ICT講座:基本コース/プラスコース】
特に日本語学校などの授業では、教える範囲が決まっていて、
1日に読解、文法や漢字、聴解,etc…など、教科書もあれこれ使います。
授業中、あれ出して、これはしまって…とちょっと面倒じゃないですか?
これをもっとスムーズできないかなぁと考えました。
タイムテーブル/プログラムのように
*日本語学校でのプロジェクター利用を前提に書きます。
今までは、学校側が出してくれていた予定表をpdfにして、iPadで拡大して
それをタイムテーブル&メモ的(ペンシルで手書き)に使っていました。
⇑これは、自分用メモで学生たちに見せるものではないです。
このメモを見ながら、
・ここでGoogleスライドを出して〜
・ここで音声(iPhone&スピーカー)出して〜
・スクリプトはどこだっけな〜
いつもワサワサ…
ふと、これを全部Notionに集約したらいいかも!と思いつきました。
「トグル」が活躍
全部集約すると、巻物のように長〜くなってしまうんですが、
ここで活躍するのが、私が大好きな「トグル」ちゃんです。
▶ ⇐これです。これをクリックして下向きにすると
▼ ⇐(ここではちょっと小さくなってますが)中身が下にドバっと出てきます。
各トグルごとに、項目の内容も入れていけばいいんじゃね?ってことです。
トグルを閉じれば1行になります。
トグルちゃん、魔法みたいで素敵❣笑
Googleスライドも、画像&テキスト&トグルに分解して入れる
Googleスライドも好きなんですが、Notionだと、縦に入り切らなかったものも入れられます。見せるときにはスクロールするか、その場で少しサイズダウンさせたりもできます。
スライドをNotionに変える、初めの問題は、テキストのアニメーションでした。
空欄にしていたところを、学生に確認した後、正解をアニメで出すってやつです。
うーん、どうしようかな〜と考えて、あっさり
「あ、そうか、これもトグルで隠しておいて、正解はトグルを開いて見せればいいんじゃね?」
と思いつきました。
聴解の音声・スクリプトも入れ込む
聴解でも、音声をNotionですぐに再生できます。
私は音声データはGoogleドライブに入れてあります。
その音声データを呼び出す設定しておけば、
授業中は再生ボタン(▶)(*トグルではない)を押すだけです。
教科書の画像もNotionに入れて映し出します。
それと、スクリプトもトグルで入れておきます。
スクリプトは学生に見せるのではなく、自分用です。
iPhoneにもNotionアプリを入れてあり、まったく同じ箇所のスクリプトの部分を、iPhoneだけで開いて、私(教師側)だけで見るんです。
まとめ:長い絵巻物のタイムテーブル/プログラムが集結した感じ?!
まとめると、トグルで全部開くと長い絵巻物のタイムテーブル/プログラムを、トグルで部分部分を隠して、必要に応じて開くということです。
基本的に、Notionのこの長い絵巻物が、
タイムテーブル/プログラム/スライド/教案
になるわけです。
リンク集的にも
その日の授業で、使いそうなWebサイトなどのURLも、
トグルで隠して(隠さなくても)入れておけば安心です。
先日も、教科書に「ジャンガ」というゲームのイラストがありましたが、
これだけどわからない人もいるだろうと、
Google画像検索結果のURLをトグルで入れておきました。
案の定、学生たちの多くは「?」って顔をしていましたが、
すぐにGoogle画像検索結果のURLを開いたら、
「ああ!知ってます!」
となりました。
理想は…
理想を言うと、各教科書の基本Notionプログラム(仮名・笑)を、各学校・組織で準備して、それをテンプレートとしてコピーできるようにするといいと思います。
Notionは、アレンジ自在なので、その日の授業に合わせてカスタマイズもしやすいです。
この自由なところもNotionの魅力です。
Notionのことを考えると、ウキウキしてくるんですよ〜笑