自分の人生が自分のものではないよう

自分で決めて自分で歩んできたはずの人生なのに、責任取りたくないから?失敗を受け入れられないから?
他人事みたく感じてしまう。
私、そんなことしたっけ?私は今なぜここでこんなことしているの?

そうやって逃げてばかりいちゃ、本当の幸せだって感じられずに遠ざかってしまう…

この癖はいつの頃からだろうか…
私はこうやって生きていきたい。むしろ強くこだわっていた気がする。
中学受験の時だろうか。自分の意に反して、親や塾の先生の薦める学校を志望した時。そこは自分の実力じゃ無理だったのに「伸び代あるから」と夜中まで起きて勉強し、叩かれながら授業を受け志望し、案の定落ちて、滑り止めしか合格しなかった時…なんか虚しくなっちゃった。
こんな無理するくらいなら、その時の人生を楽しめばよかったのに。そして自分の力相応の学校に行ければ満足だった。

私が望んだ人生じゃないから…
そう思い始めたら、現実とは別に妄想の世界のもう一つの自分の人生が現れ始めた。本当だったらこんな人生がよかった。

そしたらなんかどんどんこんがらがり始めて、現実がぼやけ始めて。
うまくいかない言い訳もたくさんするようになって。
毎日ぼんやりしてしまう。

現状維持で、何も考えず、日々どれくらい時間が経ってもやり過ごしいつのまにか何年も過ぎていく。

それでも何年かに一度は大きな決断しなきゃいけない時がある。
そんな時は気が狂いそうになる。現実逃避してしまう。鬱になる。衝撃を時間の経過で和らげて、再びぼんやりする。自分がどこにいるかわからなくなる。

そろそろ辞めたい。もう40歳。
なんだかんだで人生折り返し。
これからは自分で自分の人生引き受けていこう。
もしもこうだったら…ifの霧に包まれて曖昧な私の人生。足で血をしっかり踏み締めて、今を感じて、私は一体どうしたいの?

リスクも引き受けて、うまくいかなかったっていいじゃない。最後に笑って、隣にいる人が幸せなら結果オーライでいいんだよ。

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