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タバコの無いパチンコ屋

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

4/1に施行開始された「受動喫煙防止法」をうけて喫煙者の憩いの場ともいえる「パチンコ店」も禁煙となりました。


どんな感じか行ってみた

今迄はモクモクと「ここでしか吸えないんだから吸わなきゃ損」みたいな場所だったパチンコ店が禁煙になったという事で、私ギャンブルはやらないのですが「どれくらいお客さんが減ったのか」など興味があったので行ってみました。


毎週土日は朝から行列

整理券配布やら抽選券配布やらで毎週土日の朝は何百人も行列が出来ていた近所のメガクラスのパチンコ店ですが、確かに外出自粛ムードもあいまってか、閑散としておりました。人が沢山いるところしか見た事なかったものですから、『こんなに広いんだ』というのが実感でした。そもそも商業用大手スーパー跡地に建てられていただけに、敷地面積は半端ない大きさです。その中の駐車場をのぞいた店舗内ですが、店内を歩いている人は疎ら。座っている人も疎ら。店員さんがせわしなくアルコール消毒スプレーとタオルを持ってお客さんが立たれた席を片っ端から拭いて回っているという以上な光景です。


パチンコに興じている人

こちらもまた異様な光景で、全員マスク着用。タバコが吸えなくてイライラしているのか、チャンスになると押すボタンみたいなものがあるのですが、それをバンバン力いっぱい叩いている始末。私はカウンセラーとしてギャンブル依存症の患者さんなどとも関りがありますので先に書いた通りギャンブルはしませんが、実際に見てみると「そうか、こういう心理なんだ」と大変勉強になりました。貧乏ゆすりというよりも、痙攣していませんか?というくらい動いていらっしゃる方の多い事。当たらないからなのかタバコが吸えないからなのか、とにかく異様な空気でした。


自粛ムードの中で

「三密」と言われるすべての密集を兼ね備えているパチンコ屋に来ている人達は、どんな気分で来ているのだろう?と何人かにお話を聞いてみると、『なに、役所の人?』に始まり、『マスクしてりゃあ大丈夫だろ』とか『家に閉じこもってたらおかしくなっちまう』とか『コロナなんてなるときゃ皆なるんだよ』とか、中には『コロナが怖くて勝負ができるか』なんていう強者と言いますか無知と言いますか、そんな人ばかりでした。(自分が広げてしまうかも)という危機感を持った答えが皆無だったのは非常に残念な事ですが、目の前にある機械相手にお金払って感情込めて必死になっていらっしゃる方々からすると、そういう答えが返ってきても仕方ないのかな、とも感じました。


まとめ

『こんな状況下でもパチンコに興じていらっしゃる方々は、やはり自分勝手なんだろうな』というのが素直な感想であり、全員とまではいわないまでも『ギャンブル依存なんだろうな』と強く感じました。私はどこにも触れずに情報収集だけしたら早々に帰宅して、手洗い・うがいをした後にシャワーを浴びてドアノブや靴などをアルコールで除菌しました。緊急事態宣言による営業停止命令はむしろパチンコ屋に出すべきではないかと思う次第です。

りゅうこころでした。ryukokoro

重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。