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正しい知識で!男性にこそ知ってほしい。女性の生理のしくみ(その2)

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています

りゅうこころです。

今回も何かしら読んでいただけると幸いです。

「正しい知識で!男性にこそ知ってほしい。女性の生理のしくみ(その2) 」

月経(生理)ってほんと大変!煩わしいしイライラするし、お腹痛いし、おりもの気になるし、痒くなるし、生理用品持ち歩いておかなきゃいけないし、食欲無くなるし、吐き気がするし、臭い気になるし・・・等々で、女性は「生理は異性にとってたしなみむもの、恥ずかしい事、隠すべき事」と昔からの慣習でなってきている現状があります。ではこれはなぜか?

知識のないバカな男どもが「ゲヘゲヘ」と興味を持つからですよ!

こんな大変で生命の誕生準備という神秘的な現象を、「女の子だけの秘密~」みたいに歪んだ感覚で見るから、女性は恥ずかしい事として隠さなきゃいけない。男性にちゃんと生理に対する知識があって女性を思いやる事の出来る風土があれば、女性の負担は一つ減るのです。

月経(生理)の随伴症状として眠くなる、食欲がなくなる、イライラする、胸が張るなど、これには個性がありもっと多くの随伴症状を持たれる女性も沢山います。本当に辛いんですって。でもこの辛さと煩わしさは、本能的に「将来出産に耐えうる準備」とも言われています。だからこれを知らない男性には耐えられないんでしょうね。実際男性の方が痛みに弱いし出血みるとギャーギャー言いますからね。

月経になったら、洋服や下着を拾行汚さないように、「ナプキン」というものをあてて、「生理用ショーツ」をはきます。経血は、おしっこの出るところとうんちの出るところの間にある腟から出てくるので、そこにナプキンをあてます。ナプキンは、ふつう1日5~6回くらい、トイレに行くたびに取り替えます。でも、経血量が多いときは、もっと細目に変えた方がよいでしょう。学校では、授業が終わる毎に変えておけば毎安心ですね。量が少なくなっても、同じナプキンは長い時間使わないようにしましょう。不衛生になるし、かぶれることがあります。 外出先でスポイルボックスが無い時は折りたたんで持ち帰りましょう。水洗トイレに流すと詰まって流れなくなってしまうので流さないでね。あと、次の人の為にトイレを汚してしまっていないかチェックしましょう。もし下着が汚れてしまったら、自分で早めに洗ってね。経血は、お湯で洗うと固まって落ちにくくなるので、必ず水かぬるま湯で。

わかりますか?こんな大変な事が毎月行われているのですよ。男性諸君、男性用便器で「こぼさないように一歩前へ」なんていうレベルとは全く違いますからね!

月経のとき使うナプキンは、紙で出来ている様に見えますが、ティッシュなどとは、全然違うものです。ナプキンには、「吸収体」というものが入っていて、経血をしっかり吸いとってくれます。吸収体は、下から防水シートで包まれているので、経血が下にモレません。また、表面は、下着のように直接、肌にふれるものなので、肌ざわりのよい素材でつくられています。ナプキンを使えば、月経中でも、普段と変わらない生活ができます。ナプキンの吸収体のなかには、「高分子吸収体ポリマー」という粉が入っています。高分子吸収体は、自分の重さの200倍以上もの水分を吸収して、ゼリーのように固める不思議な性質をもっています。そのため、1度吸収された経血は、しみ出たりしないのです。 ナプキンには、たくさんの種類があります。経血の量や使う日の行動などにあわせて使い分けると便利です。たとえば体育のときは、うすくてショーツにしっかり固定できる羽がついているタイプ、夜には大きい夜用サイズ、というふうに。いろいろためして、自分にあうものを選びましょう。 

こんな大変な思いをして、それでも男性に悟られないように、女性は健気に隠して変わらぬ日常生活を送っているのだよ!もっと女性の身になって理解したまえ!!

女性ホルモンが働いている女性ならだれにでもある「おりもの」とよばれる分泌液があります(卵の白身の様なものという表現がふさわしいのか否かはわかりませんが)。月経が始まっていなくて、おりものがある人は、そろそろはじまるサインだと思ってね。ただ、始まるまでの期間は、一人一人違います。おりものの量も、人によっていろいろです。かゆみがなくて、透明なおりものなら、心配ありません。それが下着につくと黄色になりますが、これも心配ありません。酸化して変色するだけです。おりものシートを活用して清潔に保ちましょう。最近では臭いの気になりにくい「香り付き」のシートもありますので、自分のお気に入りの香りを探してみてください。

こういう所もですよ。ほとんどの男性連中は「生理用品とおりものシート」の違いも判っていない。そして「おりもの」というものに対する知識がない。これは性教育授業では教えないから。でも女性はこんなにも気にしているのです。それを理解した上で知らない振りをするのが男性の優しさなのではないかと私は思うのですが、女性の皆様いかがでしょうか。。。

月経がはじまると、女の子は、同じ年ごろの男の子にくらべて、どうしても貧血ぎみになります。栄養のバランスに気をつけて、レバーなど貧血に効果のある食べものを積極的にとってください。「太るのがイヤ!」なんていって、むりなダイエットをしたりすると、身体のリズムがくるって、月経が止まってしまうことがあります。朝ごはんをぬいたりしないで、毎日3食、きちんと食事をしましょうね。月経は、大人に近づいた女の子にとって、とても自然で大切な事。いつものように、普通にしていればいいのです。でも、ナプキンはそのまま持ち歩いたりしないで、ポーチなどに入れておくといいですね。「経血のにおいで、みんなにわかっちゃいそう…」なんて心配してる人もいるかもしれませんが、自分で思っているほど、他の人にはわからないものですよ。気になるときは、からだを清潔にして、ナプキンもこまめにとりかえるようにすれば安心です。

一部厚生労働省から文面をお借りしていますが、女の子って大変なのです。身体の不快以外に精神的不快もあるのですから。それを性の対象としてしか見られない、女の子の成長を好奇の目で見るような男は最低です!!!!!

続きは次回! りゅうこころでした。ryukokoro




重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。