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リーマンショックを超える!

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

今回の新型コロナウィルスが世界に及ぼす影響、経済損失がリーマンショックを上回ると言われています。

リーマンショックとの大きな違い

リーマンショックの時は「金融業→生産業→サービス業」と負の連鎖が拡大したのに対し、今回の新型コロナウィルスはウィルスを封じ込めなければならない事から「サービス業→生産業→金融業」と及ぼす影響の流れが逆なのです。一般消費者の観点からは『自粛で暇だなあ』ですが、お客様の来てもらえない店舗にとっては死活問題です。

宅配便サービスの話

先日某宅外サービスの方からお話を伺う事が出来ました。ピンポン押して出てこられたと思たら『無言でアルコールを掛けられる』とか『荷物を置いて下がれ!』とか、僕達だって人間ですからこのような対応は辛いです・・・とご相談を受けました。世の中こんな異常事態ですから皆さんピリピリする気持ちもわかりますが、それを他人にぶつけるのは間違いです。人間としてこの様な行動は「恥ずかしい事」であることを理解してほしいものです。

深夜帯の自粛

昨夜、都知事からの会見で「深夜から早朝にかけて営業しているバーやクラブなどへの自粛」が報道されました。営業している側からすると生活が困る事態ですし、お店に来てくれなければ売り上げが当然下がる→仕入れる事が出来ない→お金が回らない→納税できない というサイクルになってしまうのですが、国も何らかの救済措置を考えているという話ですし、先ずは感染を止めましょう。

わかるけれども

国家予算、稟議、審議など時間が掛かるのはわかりますが、お店を経営していらっしゃる方は「後日補償を」ではなく、「今の生活費」が必要なのです。「無担保貸付」なんて言っていますが、現在の銀行債権を借り換えてしまうと、銀行に利益が回らなくなります。そうすると銀行関係の大幅なリストラや人員整理が行われてしまう事になるでしょう。世界全体が困っている時です。「無担保貸付」などと言っていないで「即時給付」にすべきです。

お金とは

湧いて出てくる物でもなく国から無制限に貰えるものでもありません。我々の生産、消費によっての税収で賄われているものです。その大元である生産と消費が止まってしまったら、これはもう経済破綻です。ですからそうなる前に何とかウィルスを封じ込めて人間が共存できるようにしない事には生活どころではなくなるのです。お客様に来てもらう為に付加価値として、安売り合戦「デフレスパイラル」が起こる事も懸念材料の一つです。

まとめ

今こそ海外に頼りきりだったモノづくりを国内で行う時です。地道にコツコツ行うべき時であると私は考えます。日本の様な島国に今何が出来るのか、得意分野は何だったのか。皆さんで考え直してみましょう。

りゅうこころでした。ryukokoro

重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。