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パワハラが怖い…怖いのです

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っていますりゅうです。(^^)/
  
二回目の投稿です!今回も何かしら読んでいただけた方の参考になれば幸いです。

「パワハラって言われるのが怖くて怒れない… 最近の若い奴は!!!」
  
です。(._.)
  
そもそもパワハラの定義ってご存じですか?
  
厚生労働省の定義によると、
  
①優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
  
②業務の適正な範囲を超えて行われること
  
③身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
  
と定義づけされています。。難しいですね (^^)/
 
りゅう(^^)/ なりにかみ砕いて解釈するとすれば、
  
①先輩とか上司などという逆らいにくい立場で、メチャメチャなこと言ってはいけません!!
  
②仕事はお金を稼ぎに来ているのだから、そのお仕事の範囲以外でメチャメチャ言ってはいけません!!
 
③暴力ふるったり、精神的にまいっちゃうような事を言ったり、その人が働きにくいようなイジメ的な事はメチャメチャなのでやってはいけません!!
  
・・・と考えます。全部メチャメチャですね(笑)
   
ちょっと脱線しますが、最近では『 逆パワハラ 』があるってご存じですか?
 
例えばこういう。。。
 
仕事でミスをした部下に対して指導をする課長の〇〇さん。その指導は一般的なものでパワハラになるようなものではなかったのですが、それにイライラした部下の△△君はSNSで課長のありもしない誹謗中傷を投稿。実名や顔写真に加えて心当たりのない暴力に関する内容なども書かれており、課長の〇〇さんは大きなショックを受け、精神疾患を患った結果、辞職してしまいました。
 
まったく!! パワハラも逆パワハラも、どれだけお互いの信頼関係がないものか。。。と考えさせられてしまいますね。
 
最近ではこのようなハラスメントを立証するために、記録に残す意味で
  
必ず録音しておく!!
 
という防衛措置があるようで。一応貼っておきますが。

本題に戻りますが、今回のご相談は『パワハラって言われるのが怖くて怒れない… 最近の若い奴は!!!』でしたね。
  
確かに平和ボケした環境でぬくぬくと勉強ばかりしてきた、一部の若者は上記のようないわれのない誹謗中傷をするヤツもいます。
   
誤解のない様に。あくまでも一部です。
    
これは常識的にも社会的にも絶対に許されない事です。
  
心を傷つけるなんて絶対に許せない!! (# ゚Д゚)

でも私は敢えてこの相談に関しては、こう申し上げました。
 
『怒る』のではなく『叱る』のです!!
  
と。『怒る』と『叱る』には大きな違いがあります。
  
『怒る』…相手が自分に悪い影響を与えたり、自分が指示したとおりに動いてくれなかったりした場合に、自分が腹をたてたことを相手にぶつける動作
   
『叱る』…相手が自分を含めて誰かに悪い影響を与えたり、自分が指示したとおりに動いてくれなかったりした場合に、相手をより良くしようとする注意やアドバイスを、あえて声を荒げたり語気を強めたりして相手に伝える動作
   
『今さらこんな事言われなくても解ってるし、ググれば出てくるわ!!それにどの記事見ても散々書いてあるわ!!』
   
と言われてしまいましたが、実はそこが問題なのです。
    
私は話を続けました。
  
あなたは何もわかっていない。わかっていないから私の所にお話にいらっしゃったのでしょう?だったら先ずその傲慢な態度を改め、聞く耳を持ちなさい!!
   
正直、怒って帰っちゃうかな。。と思いましたが、ここで帰ってしまう様では左程心に傷もなく悩んでいない証拠ですからそれならそれでいいか。
  
そこは勇気をもって若造にご質問下さった方。『すいません。聞かせてください』となりました。

最近の若い奴を貴方は理解しようとどれ位努力しましたか?
   
その子達の本当に言いたい事に耳を傾けましたか?
  
周りが進んでいるのに貴方だけなぜその場で立ち止まったままで、その価値観を押しける事が許されるのですか?
  
貴方はご自身が積み上げてきた経験というリスクを回避できる手段を墓まで持って行くおつもりですか?
  
私の所に『会社を良くしたい』と思ってご相談に来られたのなら、貴方の持つ経験を惜しげもなく何の見返りも求めず部下に差し出してください。そして承認してあげてください。
     
マインドの構築素材で一番重要なのは承認する事です。
  
お話の後この方とはまだお会いできていませんので、経過がどのようになっているのか解りませんが、
  
部下を承認し、部下に慕われ、素敵な会社運営がなされていたら幸いです。
  
最期までお付き合いいただき、ありがとうございました。  りゅうでした(^^)/ ryukokoro





重度のうつ病を経験し、立ち直った今発信できることがあります。サポートして戴けましたら子供達の育成に使わせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。