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喘息発作を抱えて苦しんでいた私へ(世間の価値観も私も変わる!)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

皆さんの中にアレルギー体質の方はいらっしゃいますか?

私は物心が付いた時には小児喘息があり
特に夏場と冬場が発作で辛かったです。

今日は喘息発作で苦しんだ
「思い出の中の私」に対して
「今の私」から伝えたい事を記事にしてみます(笑)


…通っていた小学校は全校児童120人前後の田舎の学校です。
グラウンドが周囲300mくらいだったでしょうか…。

朝礼が終わると3分完走(3分間走?)を
する時間が設けられていました。
体力をつけるための時間だったのでしょう…。

…私はその時間が大嫌いでした。

特に霧が出るような寒い日は気管支が収縮しやすく
喘息発作が出やすかったのですが
運動は別…
走ると発作がやってくる!(笑)

しかし、何事も特別は許されない時代で
「発熱している」とか「外傷で走れない」ことを除いては
「強制参加」

…走り始めると、1分半くらいで
気管支に異常を感じてきます。
でも途中でやめることも、歩くことも
先生たちに叱られる時代…。
(怠けていると判断されるんだよねえ…なぜだろう
 発作って見たらわかるじゃん?)

胸が締め付けられるように痛くなり
呼吸困難で喘鳴が出て…
特に息を吐くのが辛かった…。

先生に訴えてもこれが理解してもらえず…。
「息が辛いのはみんな一緒だ」
ですってよ! (今の時代ではあり得ん!)
諦めて最後まで何とか走り…。

ヨタヨタ…と教室に戻って
気管支拡張の吸入薬を吸います。
それで少しずつ落ち着かせながら授業を受けるのです。

こんな毎日は本当に嫌でした。

それがある日、担任の先生に呼び出されます。
何かと思ったら

「ryukoさん…
毎日、自分を可哀想だと思ってほしくて
みんなの前で何か変な薬を吸っているでしょ!
みんなが困っているからやめなさい」
    ↑ なんだそれ?

一方的に決めつけてこっちの話も聞かず…

説明をしても
「言い訳をするな」
の一点張り…。

ついでに

「親に言ったら心配をかけるから言わないこと!」

…とまで釘を刺される始末…。
(何を言ったらダメなんだろうねぇ…笑)

何もわかってもらえないまま
「はい…」
と言わされ…

それから数年間

「トイレに隠れて」

毎朝吸入をしていました…。
(これ、わりとシュール…笑)


…そんなあの頃の私よ…
よく聞いていなさい…
今だから代わりに言ってやる…
  (…コホン…)

先生よぉ…
朝から3分も走らせるなよ!

黙ってヨタヨタ走り、呼吸困難を起こしている姿に
保健室の先生も見て見ぬふりすな!

薬を吸ってるって?
わたしゃ、薬物取締法にでも引っかかるような
薬をやってんのか!

それで誰かを困らせてるのか?

そんなに「みんな」が正しいのか?
かわいいのか?
それとも集団が怖いのか?

あんた、教師だろ?

事実確認しろよ!

親に言うな?
ただの脅しじゃないの?それって。

保護者は怖いのかよ…

だからって私を脅すなんて
卑怯なやり方してんじゃねえよ!


同級生たちよ…
集団で毎日、冷ややかな目で私を見るな!

こっちは息が出来ずに
冷汗かいて必死な毎日なんだよ!

可哀想だと思われたい?
誰が?
ふざけんな!

あんたたちに可哀想だなんて…

思われたくもねーんだわ!

私が吸入して
いったい誰を困らせてるのか
言ってみろ!

頼むからほっといてくれ!

先生を味方につけて「スンッ!」とした態度で
「ざまーみろ」みたいな顔で席についてんじゃねえ!

集団になっているからって
いい気になんな!

ふ~ ……
あぁ!すっきりした!(笑)
(本当はもっと言いたいが、このくらいで…笑)

…あの頃
何も言えず、一人…涙目で
いろいろ苦しい気持ち抱えてトイレで吸入していた私へ…。

何十年か経ち、中年になった私が

「言い返してやるよ」

…と伝えたい。

そして未来の私は、喘息も治って
(今ではヘビースモーカーだ! 笑)
心も少しだけ強くなっているから
安心していいよと…。

ずっと嫌な思い出として
時々思い出すそんな出来事…。
誰にも言えず、抱えていた思い…。

やっと今…吐き出すことが出来ました…。

でもね…

ryukoよ…

泣いてばかりいるんじゃねぇ!
怯えてんじゃねえ!

お前は悪くない!
コソコソする必要なんてないんだ!

苦しい時は声をあげろ!
誰かに助けを求める「勇気」を持て!
誰かに届くまで声をあげなきゃ!

打開策を少しは考えろ!

とも、伝えておきます…(笑)

時代が変わり
アレルギーに対する認識も変化してきたようです。

敏感な時代になったところも
あるのかもしれませんが
当時の私のようにアレルギー症状だけではなく
周辺環境にも苦しんでいる人…。

…減ってくれているといいなあって願っています。
時代とともに移り行くものですね。

世間の価値観も私も…( *´艸`)

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