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「広島県・宮島 大願寺」(地蔵菩薩のおせっかい♡にて晴れ)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。


私が白龍の「ハク」と出会った日
実は、他にもいろいろあった日でした。


今日は、その時の話を書いてみようかな。
久しぶりにちょっと長め…(;^ω^)


            …お婆さんとの会話…

        雨の降る宮島
      傘を差しながらの参詣
    「ハク」が小さなヘビとして現れ
     白龍となり天に昇って行った後…

       「?」を抱えたまま
      気持ちを切り替えようと
      「大願寺」参りを続けた。

    …ふと珍しく願い事をしてみる気になり
       (普段は一切しない)

       「心願成就」として
      木札に願い事を書いていた。
          本堂の前…

   あれ?人に話しかけても無視されている
       お婆さんが目に留まる。

     それでも、気を悪くした様子なく
     だれかれ構わず話しかけている。

    「みんな…無視しなくてもいいのに」
      そう思いながら見ていると

   「あんた、願い事を書いているのかね?」

         目が合った…!
      お婆さんが話しかけてくる。
   そう、知らない人によく話しかけられる
         私の特技…(笑)

   お婆さんが可哀想だと思っていた私は…

  「はい。珍しくそんな気分になって初めて…」

    80代の白髪のマルっとしたお婆さん
        ニッコリと答えた。
      お婆さんもニッコリ!!(笑)

 「心願成就とは…自分のことかい?」
 「いえ、家族のことを思って書いているんです」
 「何か心配事でもあるのかね?」
 「えぇ、まあ。…でも…」
 「いいから、その話聞かせてくれよ。
    婆さんになると誰かと話がしたくてねえ」

      …書けない…話していると…
       書けない… (;^ω^)

  んまあ、いっか。話し相手が欲しいのだろう。

         「実は…」

    旦那ちゃんにも何を書いているのか
        見せてないのに。

   本堂の小さな階段に座って覗き込むように
     肘をついて…グイグイ近い距離で…

      話を聞いてくるお婆さん。

    内心…(遠慮のない婆さんだなあ)
   そう思いながら、細かく仕方なく話した。

          すると
   「心願成就するためには…こう書きな!」
         アドバイス…。

      ニコニコしながら…(;^ω^)
      内心…(迷惑な人だなあ)

   断れない私は、言われた通りに書いた。

  「宮島に住んでいらっしゃるんですか?」
   「…ああ、うちはこの傍にあるよ」

  …こうやって観光客にここで話しかけるのが
     日課のお婆さんなんだなあ…。

      木札を書き終わると…
     「そこに納めておくんだよ」
     置き場所まで指示してくれる。
   「言うとおりに書いてくれたねえ。
             これで叶うよ!笑」

     満足そうなお婆さんの顔を見ると
   何かいいことをしたような気分になった。

       ん、ま…いっか…(笑)

   木札を納めてお礼をお婆さんに伝えようと
         振り返る。


     …あれ? いない…。(;’∀’)

      そばにきた旦那ちゃんに
      「さっきのお婆さんは?」
          聞いた…。

 「え?ryukoさん一人でぶつぶつ
          言いながら書いてたよ?」


    …( ゚Д゚)! んな、はずあるか!!

  「いや、また知らない人に話しかけられて…」

        経緯を説明する。

 「一人で考えながら、一生懸命書いてたよ?
      邪魔しないように離れて見てた…笑」


        …いらない情報だ…

     頭には…?????…しかない。


       …腑に落ちないまま
   傘を差し「大願寺」を後にしようとした。

          すると…
         【バキッ】
     まだ古くない、お気に入りの
        木の柄の傘が…
    まさかそんな位置で?みたいな部位が
      突然に…ポッキリと折れた…。
       (割と太いのによ?)

      傘、必需品なのに!!(T_T)

     こりゃ、濡れて行くしかない。
      どっかで買えるかなあ…。
     図体のデカい旦那ちゃんとは
      相合傘なんて出来ない…。
   傘を差しだしてくれる旦那ちゃんにも
       申し訳なかった…。

        【意気消沈】
  (元気がなくなってひどくしょげること)

      踏んだり蹴ったり だ…。

          いや…
       形あるものは壊れる!
    傘に執着せず、今までありがとうと
       感謝して手放すか…。

        折れた傘を持ち
    結構降っている雨に覚悟を決めて
         歩き出した。

           が…
        雨はすぐに止み…
    晴れ間と共に なんと大きな虹が出た。

      …よかったあ…やっと一安心。
        てか、虹…きれー♪
      執着心は良くないね( *´艸`)
        (ちょっと反省…)

         心が晴れた。
          のちは…
     足どり軽く、宮島参詣を続けた。


  今、思えば…
  あのお婆さん…
 【地蔵菩薩】 
  だったのではないかと思っています。

  そして、私の傘を持って行った…。
  そう思う方が自然でした。

  その日からしばらくして…
  私の「心願成就」叶っちゃいました。(笑)


  P.S
   無視されますよね?(笑)
   普通は見えない存在だったのですから。

   でもこちらが気付かなくても
   そんな風に見守っている
   存在があるのだと自覚させてもらった
   体験です。

   だから…
   目に見えない存在にも
   「感謝」
   その心を忘れないことって大事なんですよ!

   本日もいってらっしゃい (*'ω'*)

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