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「それぞれの思いとアイノカタチ」(昭和のような拳喧嘩)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

最近「けんか」記事が多いですが
今日は、息子たちの「喧嘩」について
書いてみようかと思っています。
現在24歳・22歳・19歳です。


    …早朝(AM6時台)の喧嘩…

   三男が深夜…家族それぞれに泣きながら
     電話を入れてきた初日
   (エイプリルフールイベント…
          にしてはハードだ)

     みんなに「さよなら」コール
    私は寝ていて気が付かなかった。
 
     長男からの鬼電で目を覚まし
      「あいつ…死ぬって…」
     三男からの着信に気が付いた。

    兄二人が「迎えに行く」という。
       (片道約3時間)
     「母さんも付いてこい」
     「行って抱きしめてやれ」
       特に次男が熱い…。

   父親(最初の旦那)は待機しながら
    地元警察と連絡を取り合う予定。

    三男と次男が電話で話をしながら
     無事を祈りつつ向かう車中。
   運転しながら会話を聞いていた長男が
        苛立ちだす。

   「そんなに死にたいなら死ねや!」
   「ワシが殺しちゃるけー待っとれや!」

    (――〆)…バカ…興奮させるな!!

    スピーカーで三男とやりあう長男…。
     次男が2人を…なだめながら…

      二時間走ったところで
   三男…警察に保護されたことを確認。
      良かった、とりあえず…。

     長男の目には「殺気」継続
        …(-“-)…はあ…

     警察署に迎えに行った後
    アパートへ荷物を取りに行った。
       帰ろう…眠たい…

  「母さん、俺兄ちゃんと話してくるわ」
  「え?( ゚Д゚) 話す? ここで?やめて!」

       聞くわけがない。
      「スイッチ…ON」

   高架下へ移動する2人の後を次男が追う。

       しばらく考えたが
   20m離れた場所から見守ることにした。

  「お前はどんだけバカなんじゃあ!」
  「兄ちゃんには言われたくない!」

      …ボコ!…(長男)

 「寂しい…の電話の仕方が間違っとるんじゃ!」
 「兄ちゃんは何もわかってない!」

      …ボコ!…(長男)

     「殴りたいなら殴れや!」
        
↑ 三男

   挑発する三男を一方的にボコる長男。
    金網に叩きつけ、地面に転がして
        殴る・蹴る…。

    「手を出すのは、やめろや!」
      止めに入った次男も…

      …ボコ!…(長男)

    「なんで俺を殴るんや!」
     次男のスイッチも入る…。
   (でも、我慢したのでえらい!)


  「兄ちゃんらには俺の気持ちなんて

    わからんよ!弟だと思って…
        バカにしとるじゃろーが!」

   弟の味方になっていたはずの次男…
    「え?(´゚д゚`)
        お前…それはないでぇ…」

   隙の出来た2人を長男がまた殴る…。

「ワシがお前を守ってやるってよーるんじゃ!」
      …ボコ!…(長男)

    「…兄ちゃん…」号泣三男


    …これは昭和の光景か??…
        (;一_一)

   令和にもある? 殴り合いって…。

     ごみ捨て途中の奥様が
       「警察…」
    そうつぶやいたのを聞いた。
    やばい!警察に戻りたくない!

   「兄弟喧嘩なんです。
     母が付いているので大丈夫です!」

   そうやって通行人に頭を下げながら…。
        見守った。

    詳しく書けばキリがないが…
      見ているとわかる。

    三男の気持ちを受け止めながら
    愛情を拳でぶつけている長男。
    次男は「母親」ばりの愛情で
       三男をかばう…。

    三男の初めて兄たちに対する反抗。


  見守るという形で受け入れる「母親の私」
    心配や不安でオロオロする心と…
  激しすぎる「兄弟愛」を見せてもらっている
        微笑ましさ?
      どっちにしても微妙だが…。
      

       …20分以上経ち

     最終的に長男と次男が喧嘩…
     三男が止めに入る…始末
    (なんだこれ?誰の喧嘩?)

   三男が兄二人に土下座して謝った。

      通行人も増えたし…。
      「もう、帰るよ!」
      鶴(母)の一言で収束。

       車に戻ったら…
     「道は?!」←長男
     「ここ出たら右…」←三男
     「なんで俺だけ流血なん…」←次男
      (↑ 間違いない…笑)

      緊迫した空気はない。
       ぎこちないけど
     コミュニケーションを取って
      時々、笑いあっている。

    「お前ら!ミラベルでもみーや」
    長男はディズニーアニメを流し
       得意げに笑った。
     静かにみんなでそれを観る
   「家族愛」がテーマなんだってね…。

     「母さん…こいつ汚い…」
    疲れた三男は大量のよだれを流し
    次男に、もたれかかって寝落ちた。
     潔癖に近い性格の次男は…
  ため息をつきつつ三男の頭を撫でている。

         私は思う。
 三男を抱きしめるために付いてきたのではない。
  あの喧嘩を見守るためにいたのだな…と。

    「男の拳」は理解できないが…。

   なんとも個性の強い激しい息子たち…。
         でも…。
     兄弟…仲がいい…のだろう。

    父親に三男を引き渡して解散。
   6時間の戦いもひとまず幕を閉じた。

  長男も次男も寝ずにそのまま仕事へ向かった。
    (それぞれ1時間以上かかる)
    長男は夜の10時まで働くらしい。


         三男よ…。

    兄二人の「愛情」見えていたか?
   お前のために労を惜しまない兄たちを。

      自己主張するのもいい。
     言いたいことも言えばいい。

   全身で受け止める兄二人がそこにいる。


 私も慣れたのか強くなったのか…。
 それぞれの感情がわかるから
 止められなかった喧嘩です。

 三男も少しは落ち着いたと
 思っていたのですが…
 訳の分からん「決意」は持続したので
 兄二人も悲しかったことでしょう。


  P.S
   実は次男の彼女も「お迎え」に
   同席していたのですが
   トイレ休憩中…
  「ryukoさん、私二重にしたんです!
      気が付いてないでしょ?笑」

  …(;^ω^) うん。気が付かなかった…。
  「かわいいじゃん!」

   ごめん…。余裕なかったわ…(笑)

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