見出し画像

院進を辞退し、4年2月に内定承諾をしました。

このnoteは理系の大学に通い、多くの友達が院に進む中で少しでも就職という道もありなのではと思っている方に向けて、noteを書いています。

自分自身を誇示するつもりは全くないので、少しでも誰かの背中の後押しにすれば嬉しいです。(また絶賛海外旅中なので写真もちょくちょく休憩がてらに貼っつけます笑)

バチカン市国で宗教の総本山を拝む

なぜ就職にしたのか?

ーーーーーーーーーー

一言でいうと、その方が自分の人生の道としてワクワクしたからです。

これまでの22年間通して、一年一年の大切さは計り知れないと日々感じてきました。その中で自分自身は院に進学するよりも、就職してがむしゃらに働いた方がワクワクしたから、自分自身に期待が持てたからです。すごく情緒的で理系らしくはありませんが、最後は"周りがどう言うか"よりも自分がどの道がワクワクするかだと思います。

世の中的には、院卒の方が生涯年収が高いだとか、箔がつくとか言われています。理系ならではの言葉では、「せっかく理系に進んだんだから」という言葉でしょうか。ただ人は生きていく中での変わらないことは「幸せに生きる」ことであり、そのために得るものが安定した生活の人もいれば、他の何かの人もいるものだと思います。幸せになる方法には正解はないんだと思います。

コロッセオは絶対に行くべき

僕にとっての現時点での幸せの方程式

ーーーーーーーーーー

僕にとっての今の幸せの方程式は、

『今やっていることにワクワク出来るのか × これからの自分にワクワク出来るのか = 世の中の少しでも多くの人に価値貢献をする』です。

もちろん彼女や友達との時間も大切であると同時に僕の中で人との繋がりはいつも「この人をどうやって喜ばせたり楽しませられるだろうか」ということでした。自分にとっての幸せは『誰かに何かをしてあげて、ありがとうと思ってもらえること。必要な存在になること」です。それは多分一生変わらないものなのだと思います。そして旅をするのもその『ワクワク』への好奇心の表れなんだと思います。

フィレンツェのマジックアワーはまじで最&高

院に進むのをなぜ辞めたのか

ーーーーーーーーーー

欲張りをするのを辞めました。僕の適性は多分「多くのことを一定水準以上で行うこと」です。けど同時にその中で一つ突出させるべきなのは、大学生4年間を過ごして明白でした。

その際に院に進むのは、アカデミックに学ぶということ。研究するということ。就職するのは、とにかく実践を積むということ。大学の研究を卒論で少し経験して、やっぱり実践からインプットアウトプットを繰り返したい。そう思ったのは特に大きかった。そして自分は研究開発というよりも、企画開発、広くいえばマーケティングの領域でとんがっていきたいと思う様になりました。そうなれば就職を選ぶのは明白でした。

バケットリストの一つ、ヴェネツィア

新卒フリーランスじゃなく、就職の理由

ーーーーーーーーーー

幸いなことに僕は、大学生のうちに一定水準以上のお金を個人事業主として生み出すことは出来ていました。けれど一重に個人で創り出せるインパクトに限界があること、自分はもっと多くの人にインパクトを生み出したいこと。そして何より僕は例えば教育者になりたいとか、キャンプ場オーナーにとか、写真家にとか、絵描きさんにとか、現時点でのBEが定まりきらなかったということがありました。その状態で個人事業主をしていると、言葉に表すのが難しいのですがあまりワクワクして事業をつくることが出来なかったし、大きくなるイメージがつかなかった。

だからこそ個人で戦うよりも、自分が一番魅力的に感じるビジョンと事業を行っている企業に、自分事として関われる企業に就職するのが自分の人生にとって納得のいく最適解だと思いました。あとは純粋に会社員というものにも興味がありました。全部経験しないと気がすまない性格です。

ベタなやつちゃんとやりました

4年10月からの就職はどう進んだのか

ーーーーーーーーーー

結論からいうと、あまり公にはおすすめ出来ません。就職活動は時間をかけて様々な企業を見れるチャンスであり、その中で僕自身は就活軸からして大手をみることはなかったのですが、おそらく大手、外資、ベンチャー全て見たほうがいいのは確実だと思います。

実際の就活に関して、僕の場合はだいたいの就活軸や自分への深掘りは学生生活の中でずっと考えてきていた、経験できていたからこそある程度決め打ちして就活ができたと思います。

けれどそれでも就活をしている中で受けてみなければ、話してみなければわからないことはたくさんありました。その中の一つとして、『コンサル』なのか『事業会社、メーカー』なのかです。

当初はマーケティング×コンサルの方向で見ていました。実際12月末の時点で2社の最終面接を迎えていました。けれど1社は最終面接前で事実上辞退、もう1社は2度最終面接で落ちました。

落ちたことはもちろん受け止めた上で合っていないと認識されたこと、そして自分自身の中でも完全一致しない中で受けたことがわかりました。コンサルは自分の頭では婉曲的すぎた。もっと直接的に影響を与えたい。その中で見る企業を事業会社に変え、最終的に内定承諾しました。

ただもちろん言えるのは、別に不可能ではないということ。4年の2月28日という、入社まで1か月という時期でも内定をいただけました。「もう無理だろうな」という理由でモヤモヤを残すのは自分の人生として勿体無いので、たとえ合う会社に巡り会えなくても無駄にはならないからこそ、いつからでも就活には挑戦すべきだと思います。会社選びはお互いのマッチを探すものなので、合う企業との巡り合わせは努力もしかり、時の運もたくさん作用すると思います。僕はギリギリでした。

やっぱり夕暮れが好き

ここからのキャリアについて

ーーーーーーーーーー

特に深く考えてはいません。選んだ道を正解にすべく頑張るのみだと思います。

30歳手前あたりで休職などして1年間世界を旅したいなとか30歳あたりで家庭を持ちたいなとか、35歳あたりで起業したいなとかアバウトなことはあります。

けれど転職ありきの時代といえど、今は今選んだ企業の道に完全共感していますし、あとはこの企業の描くビジョン実現に向けて、自分の力を最大限伸ばしながら発揮して未来を描くのみだと思います。

多分色々考えすぎても無駄だと思うので、旅人らしく計画的偶発性を信じて、『今の現在地と今の自分は何がしたいのか』を日々考えながら生きていきたいなと思います。その中で大学院にまた通うかもしれないし、4月からの企業で一生を遂げるかもしれないし、未来はわからないので楽しみにしつつ今を精一杯生きます。

最後の審判は圧巻の一言

最後に

ーーーーーーーーーー

僕は偉そうに何かをいえる立場ではありません。院試を受けて合格するまで就活に踏み切れなかった人間です。そしてこの選択が功を奏すかもわかりません。

けれど多分忘れてはいけないのは、『今の自分が目の前のことに熱中して、一生懸命今を生きられるのか?』ではないでしょうか?

前述のように仕事はマネーワークで他の幸せを何より大切にする人もいるとは思いますが、僕の価値観ではどうせなら『多くの時間をかける仕事』もやりがいを持てると楽しいし、何より自分自身の成長にも繋がり、自分の価値が向上し収入増加にもつながると信じています(僕もプライベートももちろん大切です笑) 。

困ったときはこう考えるのが一番です。
『今の自分はどうしたい?』

人生は様々な選択で出来ている中で、一番優先すべきなのはこれだと思います。

限りある時間をお互い大切にしながら生きていきましょう。旅するように生きる、幸せに生きるために。

これからも楽しく生きていきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?