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友達について③非利己主義編

またまた続き。
今日の石川のお天道様はご機嫌ななめのようです。笑

2.友達との接し方
非利己主義編
3.今気をつけていること

・③非利己主義編

非利己的な人とは
自分ためには何も欲しがらず
他人のためだけに生き、
自分自身を重要視していないことを
誇りにしている人のことである。

現代人の多くの人がこの神経症の症候に悩まされている。
また、身近な人で言えば
僕のお母さんが非利己主義にとても近い。
決して悪く言っているつもりはないですよ笑

そして、非利己的人は
非利己的(利他的)であるにもかかわらず
幸福になれず、
ごく親しい人々との関係にも
満足できないので、当惑している。

例えば、大学生で予定をたくさん入れて
自分1人の時間を作らず、
友達の誕生日プレゼントをよく買うのに、
アルバイトばかりしている人など。

そのような人は
愛する能力や何かを楽しむ能力が
麻痺しており、人生に対する憎悪に
満ちている。

見かけの非利己主義のすぐ後ろには
かすかな、だが強烈な自己中心主義が
隠れている。

非利己主義の原因も恋愛関係の失敗や、
抑うつ、疲労、労働意欲の欠如などの
他の症候の原因もやはり生産性の欠如にある。

そしてその生産性の欠如を治療しない限り、非利己的な人間は治療しない。

現代社会において、
非利己的な人間が他人に及ぼす影響が、
母親が子供に与える影響に
一番明確に現れている。

例えば
子供まだ小さい赤ん坊の頃はまだいいが、
その子供が大きくなっても
かまいすぎることだ。

母親は子供を心から愛していると
思い込んでいるが、
実際は関心の対象に対して
深く抑圧された憎悪を抱いている。

彼女が子供をかまいすぎるのは
子供を全然愛することができず、
それを償おうとしているのだ。

そうして
子供は母親の非利己主義を見て、
愛されるとはどういうことか、
愛することはどういうことかについて
学ぶに違いない、と母親は信じている。

しかし、彼女の非利己主義は
彼女の期待通りの影響は及ぼさない。

子供たちは
愛されていると確信している人間が
見せるような幸福な表情を見せない。
彼らは不安に怯え、緊張し、
母親に叱られることを恐れ、
なんとか彼女の期待に沿おうとする。

普通子供たちは
人生に対する母親の隠された憎悪を、
はっきり認識できるわけでわないが、
敏感に察知し、それに影響され、
ついにはたっぷり染まってしまう。

そして、利己的な受けることしか知らない、与え方の分からない子供が育まれるのだ。

結局のところ、
非利己的な母親と利己的な母親が
子供に与える影響は対して変わらない。

このように、非利己的な人は利己的な人よりも厄介である。

なぜなら
一見誰かのためなら自分が犠牲になってまでも働いたり、助けたり、尽くしたりすることの
できる優しい人であるからである。

そのため、
その人の非利己的な部分に
多くの人が気付くことがなく、
むしろそれを盲目的に個性や、性格のように
良いものと捉えている。
特に親子関係や、恋愛関係ならば。

そして、
非利己的な人と利己的な人は
反対のものではなく表裏一体のものである。
時にこの表裏一体の人間の関係が
友達や恋人となる。

いうまでもなくその関係はどこか支配的になり、依存的な関係になる。
だが彼らは気付かない。
その人たちの愛のほとんどが
両親に育まれたものだから。

結局何が言いたかったかというと、

利己的な人、非利己的な人は
生産性が欠如していること、
それを自分自身で変えることは難しいこと。
そしてそのような友達がいれば
一緒に少しずつ生産性のあることに
チャレンジしよう!
それが自分自身を愛することにつながるから。

長くなりすぎましたね、明日も良い一日を。

次回は今気をつけていることについて書こうかなと思ってます。

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