グラウンディングとは何か? ~人間は魂で不滅だった!?
前回までに、感情を感じつくすのに最も必要なのは、グラウンディングだと言いました。でも、グラウンディングって実際なんでしょう?
グラウンディングは日本語では「地に足が着く」とも呼びますけど、実際みんな地に足は「着いて」ますよね?SFに出て来そうな反重力シューズでも履いてない限りみんな地面に足は着いてるはずです。もし仮に俺は浮いているぞという方がいたらご一報ください(笑)。
では、一体何が地に着いているのか。まずはそこから説明する必要があります。ちなみに今回はスピリチュアルに詳しくない人のために書くので、既に知ってるよーという人は今回の記事はもしかしたら読む必要はないと思います。では、始めましょう。
グラウンディングって何?
長くなりそうなので、まず結論から言ってしまいましょう。グラウンディングが取れているとは、
肉体に自分の魂がしっかり収まっている状態
または
魂が肉体の足の先まで充満し、しっかり地面についている状態
です。いきなり「魂」とか出てきて、人によっては「これヤバい話か!?」という気持ちになるかもしれませんが、もうちょっとご辛抱ください。
スピリチュアルってぶっちゃけ難解な数学のようなもんでして、いきなり高度な数式とかを提示されると「は?」ってなりますけど、順を追って説明すればちゃんと理解できるものになってます。今回はそこから説明していこうと思ってます。(数学に例えちゃいましたが、まぁ数学と異なって客観的に証明することは困難で、あくまで何となく辻褄があってるという意味なんですけどね・・・・)
魂について
普段多くの人が「自分って何ですか?」って聞かれたら、大半の人は自分の肉体のことだと思っています。自分もかつてはそう考えていました。
でも、一冊の本の出会いによってどうやら違うらしいということがわかりました。それがブライアン・L・ワイス著「前世療法」という本です。
著者は元大学病院の精神科部長という経歴の持ち主です。この本は彼が実際に大学病院で診察していた時のある一人の女性患者(患者の名はキャサリンと言います)との間で起こった出来事をまとめたものです。
キャサリンはさまざまな恐怖症を持って、医師であるワイス博士の元に診察に訪れます。様々な心理療法を試すものの効果が無く最後の砦として、患者の過去のトラウマを癒す退行催眠療法を行いました。
その最中、急に古代エジプト時代の女性の記憶を語りだしたキャサリン。驚くワイス博士。最後にその女性がナイル川の氾濫に巻き込まれて溺死する様子を語ってセッションは終わりました。
するとセッションが終了したのち、何をやっても治らなかった水や窒息することへの恐怖症が治ってしまったのです。つまり、前世とも呼べる記憶の中のトラウマが癒されたことで、恐怖症が治ってしまったのです。
さらに詳しく知りたい方は本を読んでもらいたいのですが、この本が主張していることはひとつ。どうやら人間というのは肉体はただのアバターのようなもので、その中に魂があり、たとえ肉体が朽ち果てても魂は不滅で、また誰かの肉体に入って人生を過ごすということです。
一見強烈なオカルト話で嫌悪感を示す人もいると思います。そのせいか批判もあって、中には的を得た批判も少しはあるのですが、私が見た限りその9割程度はいいがかりや感情的なものがほとんどだなという印象でした。つまり、オカルトというだけで脊髄反射的に否定感情が沸き起こって何が何でも批判してやろうという精神から生まれたものと考えられます。
もちろん現代科学で証明できるものではありませんし、必ず前世は存在するとは断言できませんけど、存在してもおかしくないと私は考えています。
グラウンディングってどうすればできるの?
話を本題に戻すと、我々が自分だと思っていた肉体はただのエヴァンゲリオンみたいな乗り物であって、実際はそのなかにある魂のようなものが自分だということです。
そして、自分の魂が肉体から逃げ出したいと考える状態が起こると、グラウンディングが出来なくなってしまうわけですが、逃げ出したくなる理由は大きく分けて2つ。
①現実逃避したくなるほど人生がつらい
②魂が逃げたくなるほど体の状態が悪い
(魂にとって肉体はお家にあたるので、家がごみ屋敷だったら住みたくないよね?ということです)
①が原因ならば、さまざまな心理セラピーなり私が紹介している瞑想などを通して心を癒せば問題は解決します。
②が原因なら生活を整え、運動をしたり、本ブログでも紹介しているCS60などを行えば、問題は解決します。
そうすることでグラウンディングが取れて、人生に立ち向かう力や感情を感じつくすワークも上手にできるようになるでしょう。
また、自分がグラウンディングができるようになって気づいたことですが、グラウンディングが出来るようになると、立っている時に足の裏に吸盤がついたように地面を捉えるような感覚が得られます。
それまでの自分は地面の上に乗っていただけだったのだと気づかされますし、「地に足が着く」という言葉を作った昔の日本人の観察力にも驚かされました。
グラウンディングに困っている人の参考になれば幸いです。
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