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不幸アピールしてくる人の心理

例えば『モテる』ということをアピールするとハードルが上がってしまい、

逆に異性からモテなくなってしまいますよね。
しかし『モテない』ということをアピールするとハードルが下がり、

『言うほどダメな女性でもないのにな』と、
モテやすい印象を異性に与えることができたりしますよね。

職場やアルバイト先での体調が悪い自慢もそう。
体調が良いことをアピールすると求められるものが多くなりますが、
体調が悪いことをアピールすると、
いつも通りの働きでも『体調が悪いのに頑張っているじゃないか』
という高評価をいただけたりするんです。

強者には厳しく弱者には甘いのが人の性質、
不幸自慢とは弱者の特権を得るためのもの。

人は自分より弱い人に弱い生き物であり、
使いようによって弱さは武器にもなってしまうものなんですよ。


不幸話が不快に聞こえてしまうのは、
単純にその人の不幸話が下手くそだから。

かまってほしい、
優しくしてほしい、
特別扱いをしてほしい・・・、
ほしいほしいと『欲』が透けて見えてしまうから不快に感じてしまう。

しかし、紛(まが)いなりにも弱者だから無下に扱うこともできないし、
違和感を感じながらも弱者として丁重に扱ってあげなければいけない。

『私ってブスだからさ、、、』と自虐する女性が
『そんなことないよ、可愛いよ』と言わざるを得ない状況に追い込んでしまうように、
不幸アピールをする人は優しくせざるを得ない状況に追い込んでしまうのです。

弱さはときに人を追い込んでしまうものであり、
他の選択肢を弱さで封じ込められてしまうのが
不快に感じるところなんじゃないかなと思います。

不幸アピールをする人は往々にして、下記のような特徴があります。

・自尊心が低いくせに自己顕示欲は人一倍。
・寂しがりやなくせに目立ちたがりや。
・努力もしないくせに人に認められたい。
・『誰も私のことをわかってくれない』と言うくせに誰のこともわかっていない。
・被害者意識が強いくせに加害者意識が弱く平気で人を傷つける。
・自分には繊細なくせに他人には大雑把。
・他人から愛されたいくせに他人を愛することはしない。

依存体質で他人の優しさを貪り、
承認欲求を満たすモンスタータイプに多い傾向なので、自分の人間関係には入れないほうが賢明かと思います。

どうしても関わりを持たなけれないけない環境ならば
『慰めるけど手は出さない』という『他人の距離』を遵守することです。

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