【節約と贅沢と】
節約することで贅沢をするということもあると最近気付くのです。
一番わかりやすいのはお金と時間の操作ですね。
例えば、普段は車や電車でいくようなところへと、ゆっくり歩いて世界を眺め、思いに耽りながら時間を掛けていく。
お金は節約。
でも、すごく贅沢に時間を使っている。
それが投資か消費か浪費かはここでは横においておきましょう。
そのあたりをあまり考えずに使得るというのもある意味で贅沢の1つの形かもしれません。
たったこれ1つを考えただけでも、贅沢というものには必ずしもお金は必要ではない。
そう、お金も時間も自分が持っている分だけしか操作出来ないが、どのように操作するかは自分の自由にできる。
「時は金なり」
これは金言であるが呪いでもある。
そしてよくよく深く考えれば、やはり役に立つ言葉でもある。
現代世界における「便利」とはかなりの割合で「時短」をあらわしますが。。
時短時短時短と。。
随分、時間というものを貧しく扱っていることに気付く。
便利さを求め、お金を贅沢に使い、時短という貧しい時間の使い方を「買う」
思えばこれは非常にトンチンカンなことでありましょう。
そう。
そのトンチンカンさに気付きさえすれば良いと思うのです。
そのトンチンカンさは生きていくうえで必要な時はある。トンチンカンでもやらねばならない。と、自覚していれば幸せの道からは外れないでしょう。
トンチンカンであることを忘れてしまうと。恐らくはトンチンカンな結果となり。多くの場合はそれを「不幸」と感じることになると思います。
例えば、
時短時短時短を求め、あらゆる事をアウトソージングして、身体を使う量も種類も減り、身体は弱まった。
さて、時短時短時短で得たお金と時間。。
まずは弱まった身体を癒やすために整体に行こう!薬を買おう!病院に行こう!
時短時短時短アウトソーシング!!
で得たお金と時間をそういうものにつぎ込んで、さあ癒やされた!
時短時短時短アウトソーシング!!!!
これは、多分、トンチンカンでしょうね。
でも、割と現代日本人のスタンダードだと思うのです。
で、統計取ってみりゃ、「日本人の幸福度は低い」
まぁ、よく考えたらそりゃそうだわな。
必要のない苦痛を生み出すために。必要のない苦痛を癒やすため。
無限ならざる時間とお金の大部分を使ってりゃ、そりゃあんまり幸せには見えない。
だって苦痛があるんだもの。
このトンチンカンに自分が気付いているかどうかを計るには、自分の身体と会話して、どこかに苦痛がないか?を探る事をだと思います。
苦痛があるなら。
やはりどこかにこのトンチンカンがあり、それに気付けていないということ。
この肉体の苦痛に気付くと言うことが実はなかなか難しい。
人はすぐに麻痺するようです。
身も心も。
話をググっと戻すと。
身体に本当に苦痛がないなら。
恐らくは時間とお金というものを、バランス良く、使っている。
本当の意味で「贅沢」に生きていると言えるかもしれませんね。
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