文章が好き

このnoteもそうだが、他にもツイッターやFacebookなど、人の書いた文章を目にする機会が昔に比べて格段に多くなっているように思う。メールやLINEなどで文章のやり取りをする機会も、同じく桁違いに増えていると言っていいだろう。僕は、人が書いたものを読むのがとても好きだ。

実際に会って話をするのと、その相手が書いたものとではまた印象が違っていたりする。あぁこの人はこんな文章を書くのだなぁという発見は、例えば職場や学校でしか顔を合わせたことがなかった相手の私服を見て、この人は普段こんな服を着ているんだなぁと思うような、新しい一面を見たような新鮮な感動がある。書いている文章の内容はもちろんだが、その人特有の文章の癖が見えるのもとても面白い。言葉の選び方。改行するタイミング、句読点の使い方。何か強調したい時に使うカッコは『』なのか「」なのか。語尾に『笑』を付ける時には(笑)なのかカッコは付けないのか、或いはwなのか。漢字を使わずに敢えてひらがなにするチョイス…。ひとつひとつを取ればちょっとしたことかもしれないが、それが積み重なることでその人特有の文章になる。あぁこの人はこんな文章を書くのだなぁ…。そう思って、僕はその人に更に興味を持ったり、更に好きになったりするのである。

ここからは僕の持論だが、文章の相性は人としての相性に直結する所がある。文章を読んで読みやすいなと感じる相手は、実際に会って一緒にいても対話がスムーズで居心地が良いことが多い。逆にこの人の文章はちょっとスっと入って来ないなという相手は、実際に会ってもどうも噛み合わないことが多いように思う。LINEなどの個別のやり取りだとよりそれが顕著になる。文章というものはある程度相手に合わせるもので、個別のやり取りであれば尚更、相手が読みやすいようにと考えて送るものだ。にも関わらず読みづらかったり違和感があったりするのであれば、残念ながらその相手とはあまり相性が良くないのかもしれない。例えば相手が恋人であったとしても、最近は実際に会って話をするよりもLINEなどで文章のやり取りをする時間の方が多いのではないだろうか？もしその文章がいまいち合わないのだとしたら、それは余計なすれ違いやイライラを生む原因になってしまうかもしれない。文章の癖が合わないなら別れた方がいいとまでは言わないが、気をつけた方がいいとは思う。

そんなわけで、僕は人が書いたものを読むのがとても好きだ。だから僕は皆さんの書いたものをもっと見たい。あなたが何を考えているか、何を見てどう感じたかが知りたい。あなたの文章の癖が知りたい。とは言え何も気張る必要はない。思ったこと感じたことを、気軽に素直にありのままのあなたの言葉でアウトプットしてくれればいい。せっかくこれだけ気軽に文章を残せるツールがあるのだから、どうか気軽に活用してみて欲しい。そしたら僕は勝手に読ませてもらって、勝手にあなたのことをもっと好きになりますので。一人の文章好き好きマンからの、我儘なお願いでした。