エロ太郎

いい歳こいて有り余る性欲に振り回されるのにいい加減疲れてきた僕は、自分の中にある性欲を全部取り出すことにしました。取り出した性欲をこねて丸めて放置していると、なんということでしょう！その性欲は人の形になり、人間の男の子になったではありませんか。僕はその男の子に『エロ太郎』と名付けて育てることにしました。

エロ太郎は僕の性欲を食べてみるみるうちに大きくなり、やがて立派な大人(性的な意味で)になりました。大きくなったエロ太郎は僕に向かって、「鬼ヶ島に悪い鬼を退治(性的な意味で)しに行ってきます」と言いました。僕はエロ太郎にきびだんご(隠語)を持たせて見送りました。

鬼ヶ島に向かう道中、エロ太郎は犬、猿、キジ(性的な意味で)に出会いました。犬たち(性的な意味で)は、「お腰につけたきびだんご(隠語)、ひとつ私にくださいな(性的な意味で)」と言うので、エロ太郎はきびだんご(隠語)をあげて(性的な意味で)、その代わりにと犬、猿、キジ(性的な意味で)を家来にしました(性的な意味で)。

鬼ヶ島にはたくさんの悪い鬼たち(性的な意味で)がいました。エロ太郎は家来(性的な意味で)と共に鬼たち(性的な意味で)と戦いました(性的な意味で)。犬(性的な意味で)は鬼(性的な意味で)に噛みつき(性的な意味で)、猿(性的な意味で)は鬼の体(性的な意味で)を引っかき(性的な意味で)、キジ(性的な意味で)は鬼の目玉(性的な意味で)をつっつきました(性的な意味で)。鬼たち(性的な意味で)は、「降参だ(性的な意味で)！もう悪いこと(性的な意味で)はしません」と言って、エロ太郎に許しを請いました(性的な意味で)。エロ太郎は鬼たち(性的な意味で)を許し、鬼たち(性的な意味で)からお礼(性的な意味で)にとたくさんの宝物(性的な意味で)をもらって村(性的な意味で)に帰ってきました。

エロ太郎は宝物(性的な意味で)を村のみんなに分け与え(性的な意味で)、いつまでもいつまでも幸せ(性的な意味で)に暮らしましたとさ。めでたしめでたし(性的な意味で)。