【一次情報の集め方5選】オリジナルコンテンツを作って他社と差別化しよう
近年SEO対策に取り組む企業が増えており、検索上位に表示させる難易度が年々上がっています。そんな状態で検索上位表示させるための方法の1つが「一次情報を使ってオリジナルコンテンツを作ること」です。
検索上位にある記事に似た記事を書いても、上位の記事には勝てません。ではどう勝つかと言うと、自分でより役立つ情報を得て、よりよいコンテンツを作る必要があります。そのためにはただ情報をまとめるだけでなく、いかに一時情報を集めるかが重要です。
本記事では、SEOコンサルタントとして上位表示コンテンツを作っている筆者が、一次情報を集める方法をまとめています。ぜひ一次情報を得て、オリジナルコンテンツを作ってください。
一次情報とは
記事や論文に記載する情報は、どこから得た情報かによって情報の質が変わります。情報の種類を大きく3つに分けると、以下のようになります。
一次情報:自分が直接体験することで得た情報、公的機関や調査に基づく情報
二次情報:一次情報をもとに編集された情報
三次情報:情報源が不明な情報
テレビの報道で言うと、現地で取材した情報が一次情報、その一次情報に基づいた記事を二次情報、憶測に基づいたデマや情報が三次情報です。当然一次情報の方が正確性が高く、質も高いと認識されます。
かつてコンテンツ作りでは他社の記事、つまり二次情報を中心に情報をまとめる記事が大半でした。しかし二次情報の情報は誰でも取得できるので、どれも似通った記事になってしまいます。そうなるとなかなか抜きんでることが難しいんですよね。
こうした流れから、自社で一次情報を得てコンテンツを作る会社が増えてきました。一次情報を自社で得られるようになれば、それだけで他社と差別化ができます。他社より抜きんでたSEO対策に取り組みたいという方は、ぜひ一次情報の取得方法をマスターしてください。
一次情報を集め方5選
一次情報の集め方はたくさんあるのですが、今回はその中から比較的取り組みやすい一次情報の取得方法を紹介します。
公的機関など信頼性の高い情報を使う
自分で体験する
有識者・クライアントにインタビューする
クラウドソーシングでアンケートをとる
導入事例を活用する(法人の場合)
会社によってはすぐ取り組める内容も多いので、ぜひ活用してください。
公的機関など信頼性の高い情報を使う
経済産業省・厚生労働省など公的機関が発表した資料は、信頼性の高い情報として扱われます。人口統計・給与実態統計調査など分母の大きな調査であれば、公的機関の統計データを利用しましょう。他にも矢野経済研究所や東京商工リサーチの調査は信頼性が高いので、と調査・統計データを探すときには便利ですね。
また「〇〇 統計」「〇〇 調査」「〇〇 アンケート」といったキーワードで検索すると、民間企業の調査データも調べられます。1,000人にアンケートした結果であれば十分信頼性も高いので、引用ルールを守った上で情報を活用しましょう。
自分で体験する
一次情報を集める上で、もっとも手っ取り早いのが自分で体験することです。例えばメーカーが、工場の生産方式についてのコンテンツを作るとします。その場合自社工場に赴き、実際にどんな生産方式をしているのかを見て、社員の方に聞くことで、現場の意見も取り入れた質の高いコンテンツが作れます。
自分で体験するという非常にシンプルなことですが、取り組んでいる方は実は少ないという印象です。コンテンツを作るのはマーケテイング部の方か、外注先の企業やライターがほとんどです。特に外注先の企業やライターが、依頼主の現場に行くという発想自体なかなか持てません。
私の場合依頼主の方にお願いして、営業に同行させてもらったり、事業計画を聞く時間をとってもらったりということをしています。このように自分の足を使って得た情報というのは、他の何も変えられない一次情報になります。
有識者・クライアントにインタビューする
ライターが記事を発注されたとき、自分の専門外の記事を書くことも多いと思います。私はそんな時、有識者にインタビューすることで記事の質を高めています。
例えば日本HPさんから「設計業務で使うCADを使う時、どんなパソコンを選べばいいかわかる記事を書いてほしい」という相談がありました。私はCADを一回も使ったことがないので、私が書いても内容がかなり薄い記事になってしまいます。
そこで私はSNSでCADを使っている人を募集、結果としてCADを10年使っている方にインタビューすることができました。リアルな現場の意見が聞けたので、記事の品質も先方に満足していただけました。
そのとき書いた記事はこちら:【CAD歴10年の設計士監修】CAD用パソコンの選び方と必要スペックとは?
記事の質が高い+HPさんのドメインパワーが強いこともあって、記事はアップ後すぐに検索上位へ。成約にもつながる記事を作れたのは、インタビューできたからです。
他にもクライアントに直接インタビューして、その内容を記事にまとめることもあります。例えば「未経験からエンジニアに就職する手順」という記事では、現役エンジニアでもあるクライアントにインタビューをして記事にまとめました。インターネット上にはないリアルな意見が聞けたので、個人的にもかなり満足する内容になりました。
このように有識者やクライアントにインタビューすることで、他社とは差別化された記事が作れます。インタビューは30分程度で終わりますので、ぜひ実施してみてください。
クラウドソーシングでアンケートをとる
ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングでは、アンケートに答えてもらうタスクが依頼できます。調査会社にアンケートを依頼すると高額ですが、クラウドソーシングであれば安価にアンケートがとれます。
上記画像はプログラミングスクールのアンケートを、ランサーズで実施したものです。約1万円で300件ものアンケート回答が得られ、記事の質がかなり上がりました。比較的安価に実施できる方法ですので、ぜひ実施してみてください。
導入事例を活用する(法人の場合)
法人の場合、ホームページのコンテンツとして導入事例を作っている会社も多いと思います。導入事例はその会社にしかないオリジナルコンテンツなので、それを記事に活用しない手はありません。
例えばリスティング広告運用代行会社であれば、「リスティング広告 運用代行」という記事を作るとき、以下のような項目を追加しましょう。
<h2>リスティング広告を運用代行会社に依頼して成功した事例</h2>
<h3>〇〇社</h3>
<h3>△△社</h3>
このように自社の事例を紹介すると、記事自体にも説得力がでます。そして自社のアピールにもなるので、成約率も高くなります。導入事例がある場合は、ぜひ積極的に活用していきましょう。
一次情報を使ってコンテンツを作ろう
一次情報をいかに得るかは、今後のコンテンツマーケティングの成否を分ける可能性があります。一次情報は、以下の方法で取得しましょう。
公的機関など信頼性の高い情報を使う
自分で体験する
有識者・クライアントにインタビューする
クラウドソーシングでアンケートをとる
導入事例を活用する(法人の場合)
どれも予算はあまりかからず、やりやすい施策だと思います。ぜひ実践に移してみてください。
トビラマーケティングでは、一次情報を取得した質の高い記事執筆をしております。トビラマーケティングのサービス内容は下記ページにまとめています。ご興味ある方はご覧ください。
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