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メンタルの進化と古代からの叡智

【メンタルの進化と古代からの叡智】
~科学的なアプローチに頼らずに真摯に向き合う方法とは?~

(あくまでも個人的な意見に過ぎません)

何年前だろうか?

まだ若かりし頃(20年ほど前?)

最初にMBT(トレーニングシューズ)が入って来た初期の頃は

私が通っていたスキーショップでは「赤い靴しかない」など

2004年モデル

一部のストイックなトレーニングマニアばかりが

履いていた時代があった。

当時、妻は登山やスキーにハマっていて

日々のトレーニングで

丹田や仙腸関節を意識してウォーキングをして

インナーマッスルを鍛え

1ヶ月で劇的にウエストを絞ったという。

ウォーキングするときは

そんなマニアックな妻のアドバイスを元に

(今日は雨天だからたぶん散歩はしないけど)

MBTなどで散歩する時

鳥の観察をするときは

(写真を撮る瞬間以外の時は)

瞑想的に。

そして歩くときは

なるべく丹田に意識を向けて歩くという

切り替えを行うなど

かなりストイックな散歩をしている変態夫婦です。

【メンタルの進化と古代からの叡智】
~科学的なアプローチに頼らずに真摯に向き合う方法とは?~

輝く未来に向かって人生の道を「共に」歩むとき

コーチでもカウンセラーでもヒーラーでも

大切なのは

技術云々よりも

より高く広い観点を胸に抱いた上で

クライアントは既に人生のエキスパート(成功者)なんだということを前提に

ただ相手に寄り添い応援するような「あり方」が欠かせないと思う。

ベテランよりも駆け出しのカウンセラーの方が

効果的なセッションをしている傾向があるという

半世紀以上に渡る米国心理学会でのSupershrinks(卓越したセラピスト)の追跡調査結果にもあるように…。

「50年間歩き続けているからといって、歩き方が上手になっていることにはならない」
-K.Anders Ericsson(スイスの心理療法家)-

経験や統計的な情報やエビデンスに基づいて

相手を正しく導こうとする想いやアドバイスよりも

そういった余分なものを断捨離して

感覚を研ぎ澄まし

今この瞬間をよく観察し

注意を怠らず

相手に気を遣いながら

ただ共感し

共に在るだけでも

そのひたむきさや真摯な姿勢と

ありのままを応援したいという気持ちが

「場」を創り

相手の本来の才能を刺激し解放する…。

エピクテトス(古代ストア哲学の賢者)の格言
アドラー心理学の「課題の分離」やゲシュタルトの祈りの原点のような格言

古代ギリシャの哲学者の格言からも解るように

数千年前からメンタルの進化にそれほど変化がないのなら

なおさら

数十年で変化してしまうような”最新”や科学的なアプローチじゃなく

その領域を超え

感覚を研ぎ澄ますためにも

身体づくりや自分自身のメンテナンスとか

向き合ったときにベストを尽くそうと常に研鑽を重ね努力する。

そういった日々の生き方や人生の質が大きく影響しているんだと思います。


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