十字架の歴史 掘れば掘るほど深い磔刑図
磔刑(十字架刑)はイエスが生きていた当時もっとも残忍な刑罰でした。
張り付けられ身体はしだいに下にずり落ちていきます。でも呼吸するには横隔膜を伸縮させなければならないので、身体を上に持ち上げないといけないんですね。
なので何とか身体を上げようとするのですが、やがて体力がなくなり身体を持ち上げられなくなります。すると呼吸ができなくなって窒息する。長いときには死ぬまでに3日くらいも苦しむそうです。
イエスの場合は9時間で絶命したといわれていますが、その苦しみは想像を絶するも