火災保険申請の暴露話 #1

こんにちは。

皆様、火災保険を使いたいけど資料の準備や保険会社の窓口へ
何を伝えればよいか分からないなどのお悩みはありませんか?

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施主様が火災保険申請で困ったときの解決法は大きくわけて3つあります。

・火災保険申請サポート業者への依頼

・保険代理店、工務店への依頼

・ご自身で概ね調べ、建築関係の知人に知恵を借りる

上記の中から建物の被害状況によっては損してしまう場合がありますので1つずつ確認していきましょう!

この記事では火災保険申請サポートについて書きます。

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聞きなじみのない方もいらっしゃると思いますので始めにサービスの内容について説明します。

まず確認しておきたいのは火災保険の保険金受け取りまでの流れは下記の順になります。

・保険会社への被害連絡

・保険会社からの請求書の記載

・被害の報告書、見積書の作成

・請求書、報告書、見積書を返信用封筒で保険会社へ郵送

・鑑定士の現地確認

・保険金の受けとり

一連の流れを見てこれはいけるっ!やってみよう!とは思えないですよね?

正直、建築関係に携わっていない方が個人で申請するのは厳しいです。

流れの中でも特に難しいのが報告書、見積書の作成でしょう!

これに加えて鑑定士との現地確認、保険金受け取りまでの保険会社と連絡する上でご不明な点に答えてくれるのが火災保険申請サポートです。

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余談、ちなみになぜ代行ではなくサポートなのか?

基本的に保険会社と連絡を取り合うのは施主様(保険契約者)であり

保険会社はサポート業者からの連絡には取り合えないからです。

イメージですが

代行業者の場合、保険会社→←代行業者→←施主様ですが

サポート業者の場合、保険会社→←施主様←サポート業者となってます。

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それではどの程度の被害の場合にサポート業者を活用すべきかについてお答えします。

結論、建物に軽度な被害や劣化かな?と思われる箇所が見つかった場合に

火災保険申請サポート業者を活用しましょう!

理由は2つあります。

1つ目は劣化状況の確認とメンテナンス時期に備えての資金調達です。

建物の外観メンテナンス時期は10年に一度内観のメンテナンスは20年に一度

行えば40年不安に思うことは無く住めると考えて頂いて問題ありません。

しかし、マイホームを所有し定期的なメンテナンスをされていない施主様が多いのが現状です。

ですので、劣化状況確認の為に建物の調査をしてもらい被害が見つかれば保険金請求を行いメンテナンス費の資金調達に役立てるのがよいでしょう。

物件調査に来られた調査員に現状すでに悪い箇所への対応や
将来の為に意識して確認したほうが良い箇所などを教えてもらうことをおススメします!

2つ目は火災保険申請サポート業者の手数料です。

火災保険申請サポート業者の収入源は施主様が保険金請求時に頂いた保険金の30%~50%を手数料として頂いています。

ですから、施主様の保険金受取額が増えればサポート業者への手数料も増えてしまうので
被害状況が悪ければ悪いほど施主様が損をする可能性が高くなることになります。

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例えば

【被害ケースA】

被害は小さく、軽度な被害を5箇所見つけ(緊急性が低い)見積額100万円

保険金は満額受け取れたとして100万円×手数料40%(税込)

=手残り60万円

【被害ケースB】

1箇所の被害が大きく(緊急性が高い)見積額100万円

保険金は満額受け取れたとして100万円×手数料40%(税込)

=手残り60万円

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同じ手残り60万円でも【被害ケースB】の方が施主様が損をする事が多いです。

緊急性が高い被害は修繕しなかった場合1~2年で復旧不可能、又は日常生活に支障が起こる状態になる可能性を含んでいるのに比べ、

【被害ケースA】は日常生活にはまず影響が及ばない箇所であったり、簡単に交換可能な建材への被害だったりしますので
今後の資金調達どころか手数料がかかった分の預金を
割いて修繕作業を行わなければならない状況になってしまいます。

火災保険申請サポート業者を活用する際は気を付けて申し込んでください!

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