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どこかにいるお客様と出会うために。

Photo:Rt. 66 Drive-In Theatre by Kelly Teague  
Licence:CC-BY2.0

毎週水曜の早朝(7〜8時)に行っている、文化雑談会「トーキョーアーツのれん会」の話題を共有するnoteです。
先週(2018/8/1)は、舞台芸術の観客拡大策をめぐる話題と、先週に引き続き、これまでと全く違う角度から考えられた映画館運営について話し合いました。

〔前回ののれん会では...〕

記念すべき150回目ののれん会、初参加の方が2名みえました。

◎まずは、セゾン文化財団の広報を担当している岡本さん。
9月に私(森)が、コメンテーターとして登壇する講座のことをお話しされました。
課題解決支援として、毎年掲げている「舞台芸術の観客拡大策」の一環として企画した研究会
これまで採択は4件(3年間で)しかない
ただ、一方でこの研究会には、応募が多く集まった。
▼セゾン文化財団「舞台芸術の広報・宣伝」研究会
http://bit.ly/saison2019youkou

◎課題解決支援「舞台芸術の観客拡大策」とは、
作品をより多くより多様な人々に届けるための新たな手法を募集
ここでは公演形態ではなく、動員数の増加、観客層開拓、広報宣伝方法開発など人々が、関心を抱き、作品を観に劇場に足を運ぶよう働きかける新しい方法(販売促進、営業方法)およびその効果を検証できる事業が対象
採択された場合は成果を公開し、普及、共有すること
ちょうど今、申請を受付中です。
▼セゾン文化財団 課題解決支援 2019年度テーマ「舞台芸術の観客拡大策」
http://bit.ly/saison-kadaikaiketsu

◎二人目は、先週ののれん会で、私がリサーチに行って感動した映画館として紹介した「アミューあつぎ映画.comシネマ」を運営する株式会社シーズオブウィッシュから、代表秘書の荒木田さんが早速のれん会に参加してくれました。
「アミューあつぎ映画.comシネマ」は、映画館という場を使って地域コミュニティを作っていこう、というコンセプトで運営している。
映画を観る「場」そこでのコミュニケーションが求められる。これからは、精神的な付加価値が大事ではないかという課題意識を持ち、行政(厚木市)と力を合わせて、シニアのお客様が来やすい場づくりをしている。会員制により、1本500円で見られる、映画マニアでない人のためのミニシアター。
「衣食住・映」を目指す。
また、世田谷区では、NPO連携をしていて、高齢者住宅での上映会などを行っているとのこと。
▼株式会社シーズオブウィッシュ
http://bit.ly/Seeds-of-Wish

◎セゾン文化財団の福冨さんからは、以前、下高井戸シネマに初めて訪れたときに、街の誰に聞いても、あそこにあるよ、と教えてくれる時の誇りがある感じが印象的で、客席も満席で驚いたと。
▼下高井戸シネマ
http://bit.ly/shimotakaido-cinema

◎映画といえば、と、アートナビゲーターの東さんから「面白がる会」唐品知浩さんの話題。
▼3枚の名刺を持つ男
http://bit.ly/karashina-san
▼ねぶくろシネマ
http://bit.ly/nebukuro

観客拡大策と、これまでと全く違う角度から考えられた映画館運営。
通底したテーマで話が進んだ朝でした。

2018.8.1 @PUBLIC HOUSE渋谷 7名参加
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