トレラン初心者は、なにを持っていくのがいいの?トレランの持ち物
はじめに
このページでは、先日投稿した「トレランの魅力『自然の美しさを味わえる』をレポートします」で用意したものについて解説しています。
このページで、わかること。
なぜ持ち物が必要なのか
トレランで使うザック(リュックサック)について
ザックに入れるもの
ファーストエイドキットとは何か
ファーストエイドキットに入っているものは何か
なぜ持ち物が必要なのか
山を楽しく安全に走るためには技術や知識が必要です。しかし、事故や遭難しても自己責任になります。
どんなに技術や経験がある方でも事故は起こります。登山、トレーニング、トレイルランの大会では、死亡事故が過去に起こっています。事故は自分にも起こりうると認識した上で準備をすることが大切です。
日本トレイルランナーズ協会が提案する「トレイルランニング 安全・マナーガイド」を紹介します。こちらは簡単に山のルールやマナー、トレランに必要な装備が示されています。これを見ながらランニングショップなどの店員さんに相談するといいでしょう。
ザック
ザックとは、トレランで使うリュックサックのことです。ザックは容量11Lのものを用意しました。日帰りトレランには十分な容量だと思います。
サイズと容量
10Lくらいを目安に、8〜15Lくらいが初心者にはおすすめです。使い勝手や揺れにくさ、フィット感を考慮して選ぶといいと思います。
ザックの中身
ソフトフラスク
ソフトフラスクとは、ランニングの際に水分を持ち運べるボトルです。特徴は飲み口を軽く噛み、中身を飲めることです。ボトルを握って中身を押し出すことができるので、上を向かなくても給水が可能です。中身が減ってくると小さくなります。そのため、ジャボジャボと音がなりません。ペットボトルや固形のボトルでは、音がなるためソフトフラスクを選ぶ人もいます。
ウィンドシェル
ウィンドシェルとは、風を防ぐための軽量ジャケットのことです。強い風から体温が下がるのを防いだり、休憩時に汗冷えを防いだりするのに役立ちます。レインジャケットと違い、ウィンドシェルはある程度風を通します。コンパクトに折り畳め、軽量なものが人気です。また、素材が擦れる音、いわゆるシャカシャカ音がしないウィンドシェルの方が快適に使えます。
ファーストエイドキット
ファーストエイドキットとは、携行用緊急用品セットのことです。簡易版の救急箱とイメージしてください。万が一負傷したときに、応急処置を行うために必ず必要なセットです。また、遭難に備える役割もあります。
私が用意したファーストエイドキットには以下のものが入っています。
エマージェンシーブランケット、防寒アルミシート
エマージェンシーブランケットと防寒アルミシートは同じ役割です。
エマージェンシーブランケットとは、次のようなものです。
エマージェンシーブランケットは遭難に備えて準備する必要があると考えます。トレランの装備品では、大きく、軽くコンパクトに畳めるものが多いです。
サージカルテープ
サージカルテープとは、ガーゼ、包帯、チューブなどを人体に固定する医療用テープのことです。怪我などを応急処置する際に使用します。
ホイッスル
遭難した時に自分の居場所を知らせるためのものです。トレイルランニングの大会で必携品(必ず携帯しないといけないもの)に定められます。写真のホイッスルは重さ4gで軽くてコンパクトです。
テーピング
怪我をした際の応急処置に使います。また、ザックやシューズが破損した時にも、応急処置することができます。
ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーとは、虫に刺された箇所に当てて、虫の唾液や毒を吸い取って被害を軽減するものです。口で吸い出すと効率が悪かったり、危険な場合もあるため、持っておくといいです。
ポイズンリムーバーは、アウトドア用品、トレッキング用品、ランニング用品を扱っているお店で購入できます。お店でご相談されるといいと思います。
または、こちらのWebサイトをご覧になってもいいと思います。
このほかに持っていったものは
・スマホ
・スマホ電源ケーブル
・スマホバッテリー
・ヘッドランプ
・スポーツドリンク500m Lペットボトル
・マップ
おわりに
トレランをする際には、登山計画書の提出を行うこと、登山のマナーを守るなど大切なことが他にもあります。また、自力で安全に下山することが大切です。
楽しく快適に、そして安全にトレランを楽しんでください。
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