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実際にあった産後クライシス、その対処法とは、経験談語る

今だからいえることですが、私のところでも産後クライシスが起きそうでした。なぜ、そうなっていくのかを解説していきます。(最後に私の体験談綴ってます)

産後クライシスとは

産後に起こる夫婦仲の悪化や、それに伴う離婚のこと。

参考になる記事がありますのでよければご覧ください。


主な産後の原因

ホルモンバランスの乱れ
出産後はホルモンバランスが急激に乱れます。常にイライラしたり、攻撃的になります。急に不安に襲われることもあるでしょう。

こればかりはコントロールできるものではないので、落ち着くまで待ちましょう。一時的なものです。

細切れの睡眠による睡眠不足
最初の3ヶ月は、15分〜1時間おきに授乳やオムツ替えで起きることになります。ヘトヘトになりストレスは溜まってしまいます。

子育てへの不安
はじめての子育ての場合、どういう風にしたら良いかなど手探りです。特に知識も経験もあまりない中でふんばっているので心配になったり不安になるのは当然です。

夫婦の子育てに対する価値観の違い
女性は子どもが第一になります。子どもにとって少しでも良い環境にしたいと思ってお金を掛けすぎたり、急に潔癖症になったり、完璧主義になります。

男性は育児に関心が薄いか、関心があったとしても、女性との知識や価値観の差が広い場合がほとんどです。

自分の時間がとれず不満爆発
どうしても一日のほとんどを育児と家事に費やすことになってしまいます。自分の時間がとれない。したいことができない状況に陥ってしまいます。

その状態で自由な時間がある人が近くにいれば、不満も爆発してしまいます。

パパができる対処法

ホルモンバランスが乱れてるせいにしちゃう
例えそうでなくても良いんです。全てを「ホルモンバランス」のせいにしてしまえば誰も悪くありません。

生理でイライラしているのとか攻撃的なのとかの延長だと思えば良いのです。考えたところで、理不尽だったりします。

ママを寝かせてあげる努力
お昼寝ができる時間を作ってあげましょう。小一時間赤ちゃんを抱っこしてママから遠ざけるなどしてみましょう。

育児と向き合う姿勢を見せる
休みの日に半日や丸一日ガッツリしてみましょう。母親の大変さや偉大さが分かります。生後3ヶ月のうちにしてみると特に良いです。

即効性はありませんが、ママの視点では、「あの時頑張ってくれてたな」というのがじわじわと効いてきます。

ママに自由な時間を与える
ママもずっと子どもと一緒にいるのも滅入ることがあります。1・2時間まとまった時間をあげてください。

だがやりすぎない
カンペキな父親やイクメンは目指さない方が良いです。はっきりいいます。

調子に乗って際限なく要求がエスカレートしていきます。足りないことや察して貰えてないことに目がいくようになります。

たまにはキレても良いです。仲直りさえすれば。

二人で乗り越える対処法

コミュニケーションを多くとる
して欲しいこと、分からないことは分からないということ、具体的にいうこと。

察して欲しいというのは無理です。何年付き合ってきたかは分かりませんが、親子でもない限り不可能に近いことを自覚しましょう。

親や友達、他の人に頼る
一番良いのは親です。親の場合は孫が可愛くて可愛くてしょうがないっ人多いです。遠慮なく甘えましょう。そして体力と精神力を回復しましょう。

二人と赤ちゃんだけの空間では溝が深まることもあります。こういう時に第3者がいると丸く収まったり、気分転換できます。

まとめ

・産後ヶ月の一番大変な時期にどれだけ育児に関われたかが鍵。
・ホルモンバランスのせいにすれば良い。
・時間が解決する場合が多いのでそれまでストレスを溜め過ぎない。
・男性は育児に関心を持つ、やり過ぎても悪化するので頑張り過ぎなくて良い。
・コミュニケーションはとろう!言わないと分からない。
・遠慮なく他の人を頼ろう!

私の体験談

私は育児休業を半年とっていましたので、授乳以外の全ての育児と家事をする気でやっていました。(何かしら足りないところや余裕がある時は妻もしてましたが)

やり過ぎてたのですよね。それなのに要求はエスカレートするわ、ダメ出しは多いわ、理不尽だわ、ヒステリー起こされるわ、「離婚」も言われるわ。

甘えているんでしょうね。全ての鬱憤が私の方に来るわけです。時には子どもに当たることもありました。もちろん、キレたりするわけです。ちょっと時間を置けばお互い冷静になります。余裕がないんです。

それでも、なんとかなるんです。妻は手の抜き方をだんだん覚えていったし、私は手際が良くなりました。私としては最初から変わっていないつもりですが、職場復帰してからは育児も参加しているのでとても感謝されてます。

最初の出産は戸惑いが押し寄せ余裕が無くなります。男女でも考え方が異なるのでぶつかるのは当たり前。適度に受け止め、適度に受け流し、子どもの成長を楽しみましょう。

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