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続かなくてしんどい時ありませんか?

「最近、何かと継続ができない…続かないのは自分のせいだ、自分がダメなんだ…」

と自分を責めている方いないですか?

しかし、実はそうではない可能性が高いです。

僕自身、高校受験→大学受験→資格勉強→動画編集→Twitter運用など、約10年の間「継続」という壁に向き合い続けてきました。その中で、

人間の継続力は『環境』で左右される。


これを教訓として得たからです。

なぜ「環境」がそれほどまでに大事なのか、以下で説明していきます。


「意志の力だけ」で継続はできない

『今日はやる気があるから、やれるだけ作業しちゃうぞ!』

『今日はなんかだめだな…モチベを上げるにはどうすればいいんだろう…』

まるで気分のジェットコースター。したがって、「継続できないのは、モチベが低いのが原因だ。なんとかしてやる気アップさせないと!」と思ってしまう。

だけどこれ、立派な落とし穴です(かなり深めの)。

確かに、瞬間的にモチベを上げてくれる方法って存在します。だからすぐ頼ってしまう。だけどそれはあくまで応急措置。一時的にやる気を上げてくれているだけなんです。

人は「感情」で行動を決めます。良い感情のときはモチベが高いし、悪い感情のときは減速する。

そしてこの「感情」は、あなたの意志と関係なく変化する。

結果が出ているときは楽しいんだけど、思うような成果が得られないとサボってしまう。こうなりやすいように、プログラムされてしまっているんです。

つまり行動の土台である「感情」がコントロールできない以上、『やる気』もあなたのコントロール外だということです。どこかに常にやる気を上げてくれるような魔法は存在しません。

そう考えると、1つの結論に行き着く。

「意志だけで”継続”することは不可能であること」


「こんなに一生懸命やっているのに…」という感情に歯向かい、今までと同じ作業をこなし続けるのって想像以上にむずいんです。

だからこそ、「やる気」に頼らない方法がベスト。

つまり「環境」が重要になってきます。

あなたにとっての最善な環境を整える。これさえできれば一気に「継続」は楽になります。ここに全神経集中させるレベルでOKです。


環境=「諸刃の剣」

しかし、この「環境」もまた厄介な存在。

上手く利用しないと平気な顔で地獄に落としてくる。「自分は無関係だよ〜」という空気を出しつつ、裏でほくそ笑んでるタイプ。関係ないフリして裏で人の悪口を言っている人と一緒で…(ここら辺でやめときます)

ともかく、「環境」はあなたが想像する10倍は重要だということ。「どの環境にいるかで性格が変わる」という言われるくらい、強烈なものなんです。

環境によって人が変わってしまう例は、星の数ほどあります。

例えば、横浜市立大学の研究論文。以下のような記述があります。

ある人がどういう人であるかを判断するには、他の人との関係の中でその人を理解しなければならない。そして、別の人との関係においては、その人はまた違った性格の人として判断されうるのである。つまり、性格というのはその人の中に内在する特性ではなくて、その人の人間関係に映し出される幻影にすぎない。

浮田徹嗣(2015) 性格に与える遺伝的要因と環境的要因に関する考察-心的現実の再発見-国立情報学研究所 33頁 


少し難しい言い方をしていますが、要は「性格は、話す相手が誰かによって変わる」ということです。

あなたが「どういう人間関係(環境)」を持っているかで、考え方や感情までもが決まってしまう。

そしてこれは、「継続すること」にもガッツリ当てはまります。どの環境に身を置いているかで、半ば自動的に結果は決まります。

だから、環境を整えるための”工夫”が何よりも重要なんです。

以下、具体的な工夫の仕方を紹介していきます↓


環境を整えるための工夫8選

聞いたことあるのが多めだと思いますが、実際に試して「これはちゃんと効果あるな〜」と確信したものだけ厳選しました。

1つのやり方を試してみて、無理だったら別のを試す。もしくは組み合わせて使う感じで、「辞典」としてご活用ください。

【1.ポモロードテクニック】

キッチンタイマー↑

おそらく聞いたことがある方多いと思います。やり方は簡単。

「25分作業→5分休憩」これを繰り返すだけです。

人が本当に集中できる時間は、一般的には25分、長くても90分と言われています。

つまり、どんなにやる気があっても集中できる時間には限度があるということ。

集中力がない状態でやっても、ガソリンが入っていない車と一緒です。先に進もうと思っても物理的に走れない。一度ガソリンスタンドで補給する必要がある。

「作業開始したけど、気づいたらボーっとしていた」


これも集中力が切れている証拠なので、すぐに休憩してリフレッシュしましょ。

やり方は、家にあるキッチンタイマーを目の前にセットするだけ。

25分測ってピピピっ。5分休憩してピピピっ(効果音すんません)。
残り時間をはっきり見やすくすることによって、集中力が保てます。

ちなみに「25分作業→5分休憩」のサイクルに慣れたら、「50分作業→10分休憩」がおすすめです。僕も最近はこれでやっているのですが、50分集中できるとかなり作業が進むし、達成感がすごいです。お試しあれ。


【2.スマホを近くに置かない】

スマホは現代の”悪”です。強制的に人の興味関心を惹きつける「殺戮(さつりく)マシーン」。世の中の頭のいい人たちが、できるだけスマホを触ってもらえるように作っているからです。

・誰かからLINE来た?
・インスタの投稿にいいね来たな、、、
・Twitterの「いいね」いくつ集まっているかな?


こんな感じでついスマホに手を伸ばす。気づいたらいじってる。そんな経験ありませんか?

SNSを中心に、小さい隙に入り込んでくるのが「スマホの誘惑」です。

「視界にスマホが入るだけで集中力が落ちる」という研究結果があるくらい強烈。こいつを除去しない手はありません。

僕の場合は、電源を切って他の部屋に置いています。完全に視界から消す作戦。

作業中は部屋から出ないので、つい手を伸ばしてしまう…なんてこともない。めちゃ快適です。

どうしてもスマホをいじってしまう人は、「タイムロッキングコンテナ」というのがあります。一言で言うと、スマホを容器の中に入れて一定時間取り出せなくするやつ。例えば1時間で設定すると、何があろうと1時間触れなくなるのでかなり強烈。下記に良さげな商品リンク置いておきますね(アフリエイトリンクではありません)↓


【3.場所を変える】

作業していてどうしても集中できないなら「場所」を変える。
これ効果抜群です。

特に家だと誘惑が多いから、気が散りやすいんですよね。

・テレビを見てしまう
・ついTwitter開いてしまう
・漫画読んでしまう
・家族と話してしまう
・使用しているパソコンからYouTube観てしまう


これらの誘惑を”全て”断ち切れるのが、場所を変えること。

場所は基本どこでもいいですが、「周りも作業している空間」に行くと刺激を受けます。

そうなるとやっぱりカフェあたり。僕がよく行くのは、スタバ・マック・タリーズ。この辺です。

まだ利用したことはないのですが、有料で自習スペースを借りられる場所。ここもめちゃめちゃ良いと思います。


【4.毎日の作業の記録(バーチカルタイプの手帳がおすすめ)】

今使っている手帳

毎日の作業を記録する。言い換えれば、何をどのくらいの時間やったか。これを手帳に記録する。

1日の作業を「目に見える形」にすることで、自分がどれくらい目標を達成できたのか、分かりやすく理解できるからです。

例えば『今日は動画編集の学習時間を確保する!』と決めたのなら、その日の終わりにしっかりやれたか確認する。できたら自分を褒める、できなかったらその理由を考えて書き留める。

個人的には「バーチカルタイプ」の手帳がおすすめです。

1日の流れを1時間刻みで記録できるので、振り返りに適しているから。

1日に3分でも振り返りの時間を入れることで、劇的に継続できるようになります。ぜひ。


【5.目標はTwitterで公言する】

これめちゃめちゃ強力です。人に見られている場所で”目標を言い切る”。

そうすると「あの人目標達成できなかったらしいよ、と思われたくないな」というプレッシャーが自分を押し上げてくれます。恥ずかしい思いをしたくないから、とりあえず手を動かす。

諦めそうな時も「でも公言しちゃったしなー…」と思い浮かぶので、それがストッパーになる。それほど誰かに見られている感覚は強力です。

僕自身も「Twitterフォロワー1000人目指します!」とカッコつけたツイートをして、逃げられない環境を作りました。

宣言した時はフォロワーが600人くらい。それなりに見られていたので、「あいつ、あんな大口叩いておいてなんも進んでないやん」と思われないように必死にやりました。背水の陣ですね。

もちろん目標を紙に書いて貼っておくとかでも良いですが、人に宣言した方がより強烈です。SNSじゃなくて友達にでもOK。明日から宣言しましょ。


【最終手段:お金をかける】

前述した5つの方法を用いてもなかなか継続できない方。最も強力な方法を使いましょう。お金を突っ込むことです。

「これだけお金を払ったんだから、絶対に損したくない…」


この感情って、想像以上に強烈なんですよね。

僕自身、動画編集スクールに10万円、案件獲得コンサルに10万円課金したことがあるのでよく分かります。「やべー元取らないと」と、かなり焦りました(笑)。


だけど1つ注意点。これ「1000円」とかだとあんまり効果ないです。


払った金額が低いと、「挫折しても安い出費だからいいや〜」と謎のポジティブ思考になって開き直っちゃうんですよね。感覚的に、3万円くらいから「焦りモード」に入る気がします。

もちろん、やみくもに高い金額を払え!とかではないです。「ちゃんと信用できる教材やコミュニティがあるなら払うのもありだよ〜リスクはあるけど強烈だよ〜」くらいの感覚です。最終手段としてぜひ。


終わりに:自分の「ルーティン」を作りましょ(これ無敵です)

無論、人によって効果は違います。スマホを封印するだけで改善する人もいれば、お金を突っ込んでやっと土台に立てる人もいる。

僕は紹介した方法を全てやっています。が、人によって例えば「3番の環境を変える」と「5番の目標を公言する」の組み合わせが効果抜群だったりする。

したがって大切なのは1つ1つ試すことです。そして、自分なりの「継続できる環境作り」をすること。これができれば一生ものになります。

動画編集は言わずもがな、資格勉強や読書など、ありとあらゆる場面で使えます。「少なくとも継続はできる」という”安心感”を得ることができます。最終的にあなたが望んでいる結果を得られます。

「基礎編集スキル勉強しないと!」
「自己紹介動画作らないと!」
「案件の編集しないと!」


こういう場面だと、つい自分の意思(モチベーション)に頼りがち。せっかくこの記事を読んでくださったんです。一度、環境作りに専念してみてはいかがでしょうか。


追伸

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そこら辺で見るありきたりな情報ではなく、実体験に即した”具体的”な内容を書いています。動画編集で結果を出していきたい方は参考にしてください。では。

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