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お腹に龍が入りまして

氷点下の京都です。さっむいけど雪景色は風情があります。
春はもうすぐ♪
今日も前回の続きを
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「スペインに行く」

「行けたら行こう」
「行けるかな」
「行きたいな」ではなく、そのときはなぜか、ただ、「行くんだ。」

と決めました。住む家がなくなるというのに、引っ越し先は決まっていない、精算すること、やることは山盛りある。それに経済的にも決して余裕はなかった。
なのに、不思議と疑いなく思えた、ただ「行く」というシンプルな事実。

なぜ「行くしかないでしょ」と思えたのか。なぜ呼ばれていたのか。それは、一つの目的を果たすため。
「スペインの聖なる山で、龍を生む。」
・・・・・「へ??????????」

もう唐突すぎて自分が一番ビックリ。
「龍を生むお役目がある。」
この年の夏頃に師匠にそう言われ、何が何やら訳が分からず。

龍好きな方がよく彩雲に龍を見て投稿なさっているけど、龍さんが人を通して生まれたとき、その姿を虹となって現すんですって。

龍さんが宿ったのはある神社にお参りしたしたときでした。
三重県の多度大社。
別名、北伊勢大神宮。
”多度に参らば片参り。
お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り”

”お伊勢さんにお参りしたらお多度さんにも参らないと片参りになるよ”と謡われ、「上げ馬神事」で有名な神社です。

まず、神社に近づいたときの光景に驚いた。参道に立つ大きな白い鳥居…

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「ここ…子供の頃夢に見てた…。」
境内に到着してみると、え?ここって…当時の仲間がぜひにと連れて行ってくれた神社は、一度は行ってみたいと思っていた神社だったのです。
馬が大好きだから、馬にまつわる神社はとても氣になる。
階段を上がって鳥居に近づくと、その先からものすごい御神氣。普段はそんなこと感じもしないけど、神域の前に気圧され、しばらく鳥居をくぐることができない。やっと入らせていただいて、本殿、摂社を参拝。

何かに辿り着いた、何か違う領域に触れた感覚。言いようのない感動を覚え宿に向かいました。
その夜中。お布団で横になっていると、

紫色のような、青色のような光が、最初は大きく、だんだんぎゅっと小さくなっていく映像が浮かんできました。
「どうしたの!?」
隣にいたぶっちぎりサイキックの仲間に声をかけられました。
無意識にうなっていたみたい。
その映像のことを話すと、
「龍の卵が体に入ったね。」
「ん?????」
お詣りしてきた多度大社の別宮一目連神社で龍さんが宿ったというのです。

突拍子もない!なさすぎる!
なのに、なんとなく受け止められる。。
師匠に後日リーディングしてもらうと(自分のことはわからない)、
「うん、龍の卵が入りました。その龍さんはスペインで生みます。場所は行けばわかる。」
スペインに行くことは、前から出ていたので、
そうか、このためなんだ。意味はわからないけど納得できた。

日本とスペインをつなぐ架け橋となる龍さん。

なぜ多度大社で?
なぜスペインに?
なぜ人間を介す?

全体像は未だ紐解き中で、ナゾだらけ。お客様のリーディングをしていても、突拍子もないことは多々出てくる。でもその突拍子もない、不思議な、初めて聞く話を、ご本人はすんなり納得されることがある。

「ああ、だからか」と。

それは本人にしかわからない感覚。
点と点が結びつく瞬間。
悠久の時を超えた記憶。

この世はとかくナゾだらけ。
人間にわからないことだらけ。
神秘と不思議に満ちあふれている。
その神秘に触れられる人生になってきた。
なんて豊かなんだろう。

宇宙を相手に全てを解明するなんて、土台不可能だし、それは人間のエゴ。ならば、受け止めて共存してみよう。
龍さんがお腹にいるとなればお運びするしかあるまい。
それに、恐れ多いけどなんだか嬉しくもある。

それがただ「行くしかないでしょ。」と決めた経緯でした。そして、心から行ってよかったと思える旅でした。

無事にスペインにお運びしたこと、多度さんに報告に参らねば…。

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