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自分のための”幸せの選択”

むせかえるような新緑の貴船に行ってきました。
雨に濡れた萌黄色、山藤がそれはそれはキレイでした。

端午の節句のこの季節、境内に参拝者がいただける菖蒲の葉が!邪気払いの薬湯となる菖蒲湯、しかも貴船の御神氣をいただけるなんて♪

貴船神社の御祭神は、高龗神。古代の「龍」を表す”龗(おかみ)”。
龍神様そのものなんですね。
龗様にご挨拶したら、少し先の結いの社へ。

磐長姫様が祀られるまだ新しい結いの社は、縁結びの神様。
そういえば!
前回一緒にお参りした友人に素敵な彼ができたので、お礼参りをしました。
代理参拝を磐長姫様に受け付けていただけたようです。

さらに、奥宮へ。
いつきても水のパワー、御神氣を感じ、何度来ても新たな発見があります。
一説には闇龗神と玉依姫様も祀られていたと聞いたので、いつも三柱を意識してお参りします。
今回の参拝で、初めて「近くの神社にご挨拶」の感覚が宿りました。これまでは、東京からきていたときと同じ、大好きだけどどこか遠いところ、観光地の貴船。それがやっと、あ、土地の神様だ、と。
ようやく京都の地に馴染み始めた、のかな。
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さて、ここから移住日記です。
引っ越し3週間前。やっと理想の物件が見つかって、いよいよ手続き開始です。
賃貸契約に保証人が必要で、氣楽にオットでよかろうと思っていたら、所帯が同じだからダメだと!東京では、保証人でなく保証会社を通すケースが多くなっていて、東京に残るオットも、保証会社経由ですんなり契約。

わたしもできればそうしたい。ところが、京都のお国柄なのか、というより東京や大阪以外はそうなのかな。「いるならできれば(身元のわかる)身内に」ってことでした。
そうなると・・・・・あ~、やっぱりこの関門はクリアせねばならんか~。
ハア~~~~~~~、、
考えるだけでユウウツ。。。だけど、しゃーない。
話しますか、父に。

ことの次第を仕方なく伝えてみると、想定以上の反応。

「いい年をして大学なんて何を考えてる!」
「お前が専業主婦をしていればそんなことにはならない!」
「〇〇くん(オット)を大人しく支えていれば!」
「はあーーー、情けない!!」

(どっちの親だよ…。)

しかし!散々罵倒されても、ここでキレたらかえってこじれる!
いつも自分の味方でない親に、内心”ブッチッッッ”とはきているけど、ここは己のため、グッとガマン。いったん失脚して、再度出陣。

負けるが勝ち、で、すいません、すいません、わたしが悪うございます、
と頭を下げ(電話だけど)どうにかお願いして、保証人印の承諾を得ました。
こういうとき、話をわかってくれるのは、15才違いの継母。
世代の若さもあるけど、視野が広いというか、
自分が若いときにやりたいことがあって、それをできなかった人だから、
「やりたいことがある」ということ自体をわかってくれる。

「何を勉強してるの?」「何になりたいの?」
と関心をもって聞いてくれたことがせめての救い。

父にとって、何を始めるかわからないわたしは、理解不能のナゾの生物。
女の子はピンク!ロングヘヤー!というナゾの基準を持ち(笑)
ショートカットにすること、ネイルをすること、
「夢」「やりたいこと」を持つこと、
変わったことをすること、
得意なこと、子供の頃から全て否定。

最近読んだ”四つの約束”にはこれを「飼い慣らし」といっていた。
斎藤一人さんは、「親も未熟なんだ」と言っておられた。

父には父の宇宙がある。

わたしのようなキャラの人間が、夢を応援するキャラの父を選んで生まれていたらどうなっていたかな?と、思いはするけれど。この経験すると選んだのは自分だというからしゃあない。
きっと、彼なりに幸せを願ってくれているのだろう。(多分)

順風満帆に何事もなく暮らしていれば、確かに親は安心かもしれない。
けれど、自分の幸せを、「親の安心を基準」にはしたくない。
親に否定されたからといって、自分が自分を否定することはない。

本当の自分の人生を生きると決めたのだから、あとはやるだけ。
決めればいくつからでもできる。

期限間際、ようやく不動産屋さんに契約書を送ることができました。

やっと引っ越し先、決まりました\(^o^)/

ここまでお読みくださり、おおきにありがとうございます。

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