最近、筆者の勤務先の介護施設で外国人労働者が、東京の介護施設に
引き抜かれる動きが出ています。
実を言うと、外国人労働者の時給は日本人直雇用社員より高めです。
(なお、そこでは、筆者は派遣社員ですので、時給は高めです。)
しかし、それでも、東京へ流出してしまうのです。
それはそうだ。東京へ行けば、介護職員がいくら給料が低いと言っても
地方の我々から見たら驚くべき給料の高さです。そして、お金をあまりつかわず、故郷に送金が目的の労働者の場合、なおさら、東京の方がいいに決まっています。


正直、円安ですから、広島の給料では、故郷への送金が目減りする。
だから東京へ行く。これはやむを得ないことです。


根本的には、きちんと介護労働者の給料を引き上げることです。
冷静に考えれば、日本人がしたがらない仕事は結局外国人もしたがらないのは当然。それだけのことではないでしょうか。

もうひとつ。日本全体を見ても、

「どうせ、外国人労働者を安く入れればいいから、給料は低くても大丈夫」

という時代は終わったということです。

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