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筑波大学院(&筑波大)OBにインタビューしてみた。②

第二回目も筑波大学院OBにインタビュー。
今回は東京のIT企業で働いているMさん(26)に大学生活についてお伺いしました。

プロフィール
経歴

筑波大学から筑波大学院へ。
専攻は理工学群の社会工学類。現在は、IT企業でソフトウェアエンジニアとして従事する。
この世の中をもうちょっと希望と愛が持てる世界にしたい男。


筑波で過ごした6年間を一言で表現するならば、、
「人と自分に向き合った」大学生活6年間。


編集局:大学へ入学以前のMさんはどんな生徒だったんですか?

Mさん:考え込むタイプで偉そうなこと、崇高なことばかり考えていて、体がついてこなかった頭でっかち高校生でした。笑

その当時は、人生なんてこんなもんでしょとか、こういう風に生きればいいんじゃね?となんとなく分かっていた部分もあったし、人生をアバウトに考えていたところもあった。人間ってこんなもんでしょ。これが人間だもの。。。と考えていた反面、、、

人生を生きる上で、愛とか人を笑顔にしたいとか思いがちだし、でも、それって漠然としているんだけれど、大切なんだろうな〜と感じているところもあった。

しかし、自分の高校時代の行動を振り返ってみると、現実問題、親を泣かせて家出させたりしてしまったことがあるんですよね。(笑)


編集局:えええ!なんと両親を家から追い出すなんて。。考えていることとやっていることが180°違いますね。(笑)

Mさん:自分には足りないところが多々あったから、そんな自分を本気で見つめ直したいと思っていたし、大学生活には裏テーマを設け、自分と向き合う期間でもありましたね。

編集局:人と自分に向き合ったとありますが、具体的にどのような行いをしたんですか?

Mさん:主にスポーツ(自分がやったのは特にサッカー)での実践ですね。そこでの活動が今の自分に大きな影響を与えていて、今までにない体験をしたのが今に活きていると感じるようになりましたね。
当時はひねくれていた部分があったので、人間はこういうもんでしょ。と決めつけていた部分がありましたし、そういった考えで何かを諦めてきた部分もあった。でも、サッカーを通して、人を信じるようになったし、信じることで他人と向き合うようになった。そして、人間の可能性を知るようになったし、感じるようになった。


信じる=挑戦、希望、愛

サッカーは11人で行うスポーツですし、目的であるゴールを奪うことを成し遂げるには、仲間との連携、チームワークが大切だと思うんですよね。(未経験者)
当たり前のようにパスを出すけれど、パスを出す行為って、スペースに味方がいてくれるはずだ!裏に抜け出してくれるはずだ!味方を信じることをしなければ出来ないプレーだと思うんですよね。信じるという一つの考えであり、行動がひねくれていた考えを変えてくれた。

そのように、人生の先が予測できていた状態(人生ってこんなもんでしょ状態)から、自分や他人を信じるをこと通して、自分にも他人にも可能性を見出すようになりましたし、人生にも希望を持てるようになりました。

今まで自分で限界を決めつけていた考え方が完全に転換されたきっかけでもありました。


実践を。

考えているだけではなく、行動すること、行動が伴ってこそですからね。アクションを起こした時に初めて理解すること(あ〜〜、こういうことだったのか〜!)も多いと思うんです。

例えば、大学での授業もそうだと思います。
知識など一応聞いたはいいけど、理解はしていない、、みたいな状態。聞いたつもり状態。

編集局:一度で全て理解することって難しいですよね。。

Mさん:そのギャップに乗り切れていない大学生を多々見かけますし、乗り越えるためには、受動人生ではなく、能動的人生を大学生活の内に身に付けることが最重要課題だと思います。自分自身が信じることを通して、人生の道や可能性を見つけることが出来たように。
今話したことは、OBとして現役生に伝えたいことの一つでもありますね。


能動的に。

受け身になってしまう理由、原因はあります。
大学に入るまでの12年間、そのような教育を受けてきたから。言われたことをただやれば良い評価をもらうことが出来た環境で育ってきたから。

しかし、大学側の仕事というのは、最高の機会と選択肢を揃えておくこと
席についたら先生が教えてくれるのは、高校までで終わりです。

自ら掴め!!

自分次第です。自分の中に染み付いている当たり前に思っていることをまずは疑ってみてほしいです。
主体的であってこそ、自分や他人にも可能性を感じるようになりましたし、向き合うべき時にしっかりと向き合ったからこそ、人生に対して希望を持てるようになったし、そのような世界にしていきたいと思いながら人生の道を歩んでいます。

編集局:Mさん、ありがとうございます。大学生活、自由に行動出来る反面、主体的であってこそ、価値のある大学生活となったわけですね!
本日はありがとうございました。





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