東京物語、小津安二郎監督、観ました。

有名な映画です。

二日間に分けて観ましたが、笠智衆とか、原節子とか、山村聰とか、名俳優が揃いぶみです。

テーマは、家族。年老いた親が死んで、本音では良かったと思い、「形見として、あの着物がほしい」と言い出す娘や、
嫁として来た血縁のない原節子が一番親切だとか、演技はどれも良いですね。
なお、最後は電車に乗って東京に戻る原節子が、形見にもらった義母の時計を眺めるシーンがありますが、最後に「ニヤッ」と笑ったら、本当はホラー映画だった、ってことになっちゃいますね(笑)

東京に来た両親が熱海の旅館に泊まるシーンでは、職場の旅行で夜中まで、麻雀やらでどんちゃん騒ぎするという他の部屋の様子が出てきますが、なんか懐かしいですね。僕も若いころは、合宿やらで騒いでいたので、みなさまにかけてご迷惑に恥じ入りました。

小津監督も、俳優を真正面から撮影する方法、なかなか印象的ですね。また、笠智衆さんの演技は、演技しているのかどうかすら分かりませんが、映像がずっと頭に残ります。

尾道が大好きなのて、昔の尾道の映像を観られただけで幸せです。

星は最高点です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?