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お部屋で外遊び!?~環境を変えて自粛ストレスを緩和する方法4選~

 はい、みなさんこんにちは!男性保育士のRyU先生です。「自粛疲れ」と言う言葉が生まれてから日は浅いのに、実感としてはとても強く認識されている方が多いのではないかと思います。そして、外遊びを十分に行えない子ども達のストレスも相当なものでしょう。

 今回はそんな「自粛疲れ」、「自粛ストレス」を緩和する為の方法を4つ紹介したいと思います。

 今はなかなかママやパパも疲れが出てきていてゆとりが持てていないかもしれませんが、お子さんのストレスが緩和されると、子育てにゆとりがでます。するとママパパの精神的な余裕も生まれてきて、いつまで続くのか先行きの見えない「自粛ストレス」を、少しでも緩和できるかと思います。

 そんな気持ちに余裕のある時間が増えていくことを願い、この記事を書いていこうと思います。

<自粛ストレスを緩和するお部屋で外遊び4選!>

・家族でゆったりお部屋キャンプ
・さあ冒険だ!おうち遠足
・気分は冒険家?おうち宝探し
・スプリング・プール

<1.家族でゆったりお部屋キャンプ>

 森林浴をしながら、川のせせらぎに聞き入り、バーベキューを楽しむ。本当はそんなこともしたい!でも、難しいですね。

 ですが、子ども達の想像力を侮ってはいけません。お部屋の中にテントを張ってあげる、ハンモックを吊るすなど環境を少し変えてあげるだけでも十分に楽しむことができます。

 用具がなければビニールシートを敷いて、いつもは外でしか出さない椅子や玩具を出してあげるだけでも十分に楽しめると思います。また、ビニールシートやシーツなどで簡単なテントを作ってあげるだけでも、同じ玩具で遊ぶとしても普段とは違う環境を楽しむことができます。

 もし余裕があれば、テントで1日2日と家族で眠ったりすることをすすめたいです。家族でテントの中で眠るなんて、この状況では考えられないゆとりある至福の時間になるのではないかと思います。すると、心の余裕も少し沸くかもしれません。

<2.さあ冒険だ!おうち遠足>

 遠足も子ども達がとても好きな行事の一つです。保育園でも雨天などでどうしても遠足にいけなかった場合には園内遠足をすることがあります。そうは言っても、普段生活している家でやっても楽しくないでしょ?と聞こえてきますね・・・子どもの想像力を侮ってはいけません!

 もう十分に知っている場所だけれど、リュックサックを背負って、お茶やお弁当を入れて探検をするだけでも、子ども達は本当に楽しそうにしてくれます。

 お弁当も簡単なもので良いんです。いつもは食べない場所でシートを広げて食べる、もし見晴らしの良い部屋がるのならそこから見える景色を眺めながら一緒に食べる。それだけでも子ども達は、普段とは違った表情を見せてくれます。

 実際に園内遠足を行った時には、それぞれの部屋を回る道中に、マットの山を作ったり、ビニールテープでトンネルを作ったりもしました。ママパパに余裕があれば、こうした簡単で安全な障害物というか、アトラクションを用意してあげると子ども達の楽しみ方もまた格別になると思います。

<3.気分は冒険家?おうち宝探し>

 おうちの中に玩具やお菓子など、お子さんが好きなものを隠しましょう。普段使っている玩具とかでも十分ですが、やはり何か一工夫したい。ここはノリが大切なので遊びの始め方で一工夫していきましょう。

 例えば、宝の地図を用意して、スタンプラリーの様にして遊んでみたり、年齢が高ければ何か謎解きをしていくのも良いでしょう。色んな部屋にあるなぞなぞを解くとお宝の場所が分かる。とかにすると面白そうです。ちなみに「年齢 なぞなぞ 面白い」とかで検索したらすぐに丁度良い難しさのなぞなぞが出てくると思います。

 また保育士は導入と呼びますが、最初のフリを工夫すると、簡単な宝探しでも楽しさが倍増します。「大変!こんな手紙が来たの」なんて、ちょっとした女優・俳優気分で子ども達をひきつけます。そして、その手には怪しげな封筒が・・・海賊や怪盗からの手紙が来た「君たちのお宝は隠してしまった!見つけ出してみよ!」と、伝えるなど、雰囲気作りをするだけで子ども達は楽しむことができます。

<4.スプリング・プール>

 春にするプールでスプリング・プールと名付けてみました。特に意味や参考文献みたいなのはないです。僕が今もしおうちで遊ぶなら何するかな?と思って考えました。

 ご家庭にあるビニールプールを出して、その中で遊ぶのもまた、環境ががらりと変わって面白いものです。いつもの部屋にプールがある!なんでだ!?でも、なんか楽しそうだ!!

 もし、ボールなどがあればボールプールにしても良いと思います。とはいえ、流石にこの季節に水遊びはまだ寒いので、温水を張るにしてもママパパの負担も大きいし、風邪をひいては室内遊びの意味がありません。安全面も考えると、布団を敷き詰めるとかが面白そうですね!布団の上でふわふわの雲のプールなんて発想も出てきそうです。

<たまに使う手紙は魔法>

 今回に限定したことではないのですが、子ども達に片づけを自発的にやって欲しい時に、たまに使うと効果的なものが「手紙」です。誰からの手紙でも良いのですが、好きなキャラクターやヒーロー、プリンセス、季節によってはサンタさんとかも良いですね。

 個人的には否定的な言葉を使った手紙や、怖がらせる電話は好きではありません。それにああした恐怖による行動というものは一過性になりがちですし、そもそも子ども達の不安をあおる(ストレスをかける)メリットは何もありません。

 手紙の内容は肯定的なものがおすすめです。好きなヒーローやプリンセスから手紙が届いたというだけでも嬉しいのに、「お片付けや、ママパパ手伝いをしてくれていたら嬉しいな」という言葉を添えるだけでも、目の色が変わります。そして、ちゃんとできたらママパパの言葉で褒めてあげる。ここまでが1セットです。ママパパにも褒めてもらえて嬉しいから、次からは型付けもしよう、また褒めてもらおう!と動機づけになります。

 

 というわけで、自粛ムードに疲れ、なんだか目に見えないストレスが溜まっているこんな時。だからこそ、少し手間はかかってしまうのですが、できる範囲の雰囲気づくりをして、いつもと違った環境で遊ぶことで子ども達のストレスを上手に発散させてあげて欲しいなと思います。

 では、手洗いうがいの徹底は継続しつつ、しっかり警戒しつつ、時には少し気を緩めて過ごしていきましょう。また学ぼうね! 


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